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【知っ得!虎の巻】いつも起動するブラウザを別の種類のものに変更したい

Windows XPには、Internet ExplorerやOutlook Express、Windows Media Playerなど、はじめからインストールされている便利なアプリケーションがいくつもある。これらをそのまま利用している人も多いと思われるが、Windowsの扱いに慣れてくると、ブラウザをFirefoxに変更して使っていたり、サウンド再生はiTunesを使っていたりと、同じような用途を目的とする別のアプリケーションを別途インストールして利用している人もいるだろう。



自分の利用したい機能があるソフト、または趣味にあわせて使い分ければよいわけだが、最初に利用する際に誤って既定のアプリケーションとして設定してしまうことがある。そのアプリケーションを随時利用したいわけではないのに関連のファイルを開こうとすると、いつもそのアプリケーションが起動してしまって困っている人もいるのではないだろうか。



このようなとき、Windows XPの機能である[プログラムのアクセスと既定の設定]で設定することで、既定のアプリケーションとして利用するプログラムを任意のものに指定できる。



例えば、ブラウザソフトのFirefoxをインストールしてみたが、Internet Explorerの方が自分には合っていたので元に戻したいときに、[プログラムのアクセスと既定の設定]でInternet Explorerを既定のブラウザとして指定しよう。すると、関連ファイルをクリックした際にInternet Explorerが起動するようになる。


■知っ得 No.0052 既定で利用するアプリケーションを設定する

メールに記載されているURLをクリックすると自動的にInternet Explorerが起動して対象のWebページが開いたり、CDを挿入するとWindows Media Playerが起動して再生が開始されたりなど、基本的には既定のプログラムとして設定されているアプリケーションで動作するようになっている。



同じような目的を持つアプリケーションを別途にインストールすると、既定のプログラムとして動作するものが置き換わってしまう場合もあり、既定のプログラムとして利用するアプリケーションの種類を再設定したいことがある。

既定のプログラムを別のアプリケーションに変更したい場合は、[プログラムのアクセスと既定の設定]の[カスタム]から任意のアプリケーションを選択して設定する。



ここでは、後からインストールしたブラウザのFirefoxが現在既定のプログラムになっているのを、Internet Explorerに変更する手順を紹介しよう。



[スタート]メニューをクリックし[プログラムのアクセスと既定の設定]をクリックする(画面1)。[カスタム]を選択し、項目の右にある[∨]をクリックする(画面2)。

画面1[プログラムのアクセスと既定の設定]をクリックする画面2[カスタム]を選択し、項目の右にある[∨]をクリックする
画面1[プログラムのアクセスと既定の設定]をクリックする画面2[カスタム]を選択し、項目の右にある[∨]をクリックする

[既定のWebブラウザを選択してください]の項目から[Internet Explorer]を選択し、[OK]をクリックすると既定のプログラムの関連付けが変更される(画面3)。URLの保存ファイルやリンク付けされたURLをクリックすると自動的にInternet Explorerが起動するようになる(画面4)。

画面3 既定のプログラムの関連付けが変更される画面4 自動的にInternet Explorerが起動するようになる
画面3 既定のプログラムの関連付けが変更される画面4 自動的にInternet Explorerが起動するようになる

ブラウザのほか、メール、メディアプレーヤー、インスタントメッセージ、Java仮想マシンの分類のソフトウェアが複数インストールされている場合は、[プログラムのアクセスと既定の設定]で既定のプログラムを設定できる。なお、インストールするソフトウェアによっては、対象の分類の項目にリストとして追加されない場合がある。その場合は、アプリケーション側の詳細設定などで設定できる場合もあるので確認してみよう。



そのほか、既定のブラウザに関連するものとして、[スタート]メニューに表示されるブラウザソフトのアイコンがある。[プログラムのアクセスと既定の設定]で既定のブラウザを変更すると、[スタート]メニューに表示されるブラウザソフトのアイコンも自動的に置き換わる。



ここに表示されるブラウザソフトのアイコンは、任意に変更することができる。タスクバーを右クリックして[プロパティ]を選択して表示される[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログボックスで設定することが可能だ。



[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログボックスの[[スタート]メニュー]タブから[カスタマイズ]ボタンをクリックする(画面5)。[全般]タブの[インターネット]の項目で[スタート]メニューに表示するブラウザソフトを選択し、[OK]ボタンをクリックすると[スタート]メニューに表示するアイコンが変更される(画面6)。

画面5[スタート]メニューから[カスタマイズ]ボタンをクリック画面6[スタート]メニューに表示するブラウザソフトを選択する
画面5[スタート]メニューから[カスタマイズ]ボタンをクリック画面6[スタート]メニューに表示するブラウザソフトを選択する

なお、ここで変更されるのは[スタート]メニューのブラウザアイコンのみで、既定のブラウザとしては認識されない。既定のブラウザとして設定したい場合は、[プログラムのアクセスと既定の設定]から設定しよう。



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【知っ得!虎の巻】バックナンバー一覧





編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)

制作編集:エヌプラス

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【最新ハイテク講座】悪者じゃない!Winnyやメッセで使われてる「P2P」は優れた技術

パソコンを使っている人の中には、仲間同士で情報を交換するために「MSNメッセンジャー」や「Yahoo!メッセンジャー」などのチャットソフトを使用している人も多いだろう。チャットソフトでは、「Peer to Peer(以下、P2P)」と呼ばれる通信技術を使用していることをご存じだろうか。



P2Pはチャットソフトだけにとどまらず、ユーザー同士であれば無料で使えるIP電話「Skype」や、情報漏えい問題などで話題になったファイル共有ソフト「Winny」にも利用されている。



そこで今回は、普段何気なく使用しているアプリケーションでごく当たり前のように使われているハイテク技術「P2P」についてみてみよう。


■P2Pの歴史とその技術

P2Pは、どのような仕組みで動作しているのだろうか。いつどのようにして生まれたのだろうか。わかりやすくまとめてみた。



●“P2P”とはどんな技術か

P2Pとは、コンピューターネットワークのひとつで、「ノード」と呼ばれるネットワーク上のコンピューター同士を接続するための技術だ。



コンピューターネットワークは、「サーバー」と呼ばれる何らかのサービスを提供するシステムと、サーバーのサービスを利用する「クライアント」から構成される、中央集中型のネットワークが一般的だ。



たとえば、WEBページを閲覧する場合、WEBページが入ったコンピューターが「サーバー」、パソコンが「クライアント」にあたる。



P2Pでは、それぞれのノードがサーバーとしてもクライアントとしても動作する集合体となっている。処理能力や転送速度、記憶容量などはコンピューターごとに異なるが、特定のリソースが特定のコンピューター(サーバー)に集中することがないので、コンピューターへの負担が少なく扱いやすいというメリットがある。





●世界初のP2Pは?

「P2P」が注目されはじめたのは最近の話だが、P2Pの技術自体はかなり昔から存在していた。



世界初のP2Pは1969年、米国国防総省高等研究計画局によって導入されたコンピューターネットワーク「ARPANET」とされている。ARPANETはネットワークの一部が損傷を受けても稼動するネットワークの構築を目的として開発され、すべてのコンピューターが対等な関係で相互通信できる。



その後、1979年に開発されたメールやニュースを配信する「USENET」、電子メッセージを交換するための「FidoNET」もP2Pの技術を利用したネットワークサービスのひとつだ。





●P2Pの種類と特徴

P2Pは、ネットワークの違いから「ピュアP2P」と「ハイブリッドP2P」の2種類に大別できる。

ピュアP2Pは、文字通りに純粋なP2Pで構成されたコンピューターネットワークだ。サーバーのように中心となるコンピューターが存在せず、それぞれのコンピューター同士が相互に通信を行っている。



一方ハイブリッドP2Pは、それぞれのコンピューター同士が相互に通信を行ってはいるが、そのコンピューターを管理するサーバーが存在する。サーバーは、セキュリティー上の認証やデーターのインデックス管理のみを行っており、データーの受け渡しはコンピューター同士が行っている。





●Winnyとは?

「Winny(ウィニー)」は、P2Pの技術を利用したファイル共有ソフト。元東京大学大学院情報理工学系研究科助手の金子勇氏によって開発された。金子勇氏は、開発を宣言した巨大掲示板「2ちゃんねる」のスレッドの番号から47氏とも呼ばれる。



Winnyの名前の由来は、開発当時にはやっていたファイル共有ソフト「WinMX」の次を目指す意味合いを込めて、「MX」のそれぞれのアルファベットをひとつ進めて「Winny」という名前になった。



Winnyは、P2Pで接続された複数のコンピューターにキャッシュを残す「転送機能」や、似たようなファイルを求めるノード同士を繋ぎやすくする「クラスタ機能」、通信の「暗号化機能」を備えていることから、「高い匿名性」と「効率のよいファイル共有」を実現している。





■P2Pが抱える問題

P2Pは個人レベルで便利に使える技術だが、いくつかの課題が残されているのも事実だ。P2Pが抱える問題をみてみよう。



●ファイル共有ソフトと法的問題

ファイル共通ソフトでは、著作権法や児童ポルノ規制法などに抵触するファイルが交換される危険性がある。とくにWinnyは、匿名性が高いことから違法なファイル交換を行う利用者数が急激に増えていった。



その結果、Winnyにまつわる逮捕者も出ている。京都府警察ハイテク犯罪対策室は2003年11月27日、著作権法違反の容疑でWinny利用者2名を逮捕した。またWinny開発者である金子勇氏は2004年5月9日、同事件の著作権侵害行為を幇助した容疑で逮捕されている。





●コンピューターウイルスによる情報流出問題

Winnyで流通するファイルに「Antinny」などのコンピューター・ウイルスを忍ばせ、そのファイルをダウンロードした人の個人情報をWinny経由でばらまくという事件は大きな社会問題となっている。



Winnyによる流出は個人情報だけにとどまらず、企業の内部情報、警視庁関係者による1万件以上の捜査情報、陸上・海上自衛隊の軍事機密、刑務所職員による被収容者情報など、本来あってはならない情報流出があとを絶たない。





P2Pの技術は、今日のIT社会で必要不可欠なハイテク技術だが、その技術を利用したアプリケーションの開発者や利用者の倫理観が問われる時代となってきている。





参考:

Peer to Peer | Winny - ウィキペディア

第1回 P2Pとはなにか - INTERNET Watch

名古屋市消防局で2度目の情報流出、情報持ち出しやWinnyの利用止まらず - INTERNET Watch

海上自衛隊の「秘」情報がWinnyで流出、防衛庁が調査を開始 - INTERNET Watch

刑務所職員によるWinny漏洩、4施設3,380人分の被収容者情報の流出が判明 - INTERNET Watch





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日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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