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【カオス通信】ヤッターマンも不発!不評だったTVアニメの主題歌たち

先日放送された『ヤッターマン』のオープニング(以下 OP)が不評です。私もリアルタイムで見てましたが、本編もあまり面白くなかったので今後録画はしないことに決定しました。1話で早々に見切りをつけたのは久しぶりです。思えばアニソンでファンから苦情が出るというのは、以前から度々ある出来事なので、今回はその歴史の一部をここで振り返ってみたいと思います。


■『ヤッターマン』放送開始日時:2008年1月14日(日本テレビ)

・OP主題歌:「ヤッターマンの歌」(音屋吉右衛門)

・不評度:★★★★★



視聴者から盛大に突っ込まれた問題作。「30年ぶりの復活!」と各所でアオられ、テレビの前でワクテカしながらスタンバイしていた人々のテンションをOPの時点で下げまくった罪な曲です。同曲は元々有名なアニソンを生ギターVer.としてアレンジしたカバー作品。単体で聞けば決して悪くないのですが、ギャグアニメのOPとしてはちょっと考えられないローテンションな編曲となっています。オリジナルの作者・山本正之氏が「デモテープだと思った」と述懐していますが、確かにそうとしか聞こえません。



これが例えば、サントラのボーナストラックなどであったら全然アリだったと思うのですが、アニメ本編のOPでこれが流れたらたまりません。「音屋吉右衛門」は、世良公則氏と野村義男氏の2人によるアコースティック・ユニットとのことですが、何故にこのようなアレンジで『ヤッターマン』のOPに望んでしまったのでしょうか。そもそも"アコースティック"という時点で、何かが間違っていた気がしてなりません。



世良公則氏も野村義男氏も立派なプロのミュージシャンですから、適当に作ったわけではないはずです。もしかしたら誰かに「オシャレな感じで作って欲しい」とか言われていたのでしょうか。不評で楽曲が差し替かわるかもとささやかれていますが、それならばヨッちゃんのエレキギターが唸り、ロックシンガー・世良がシャウトする正調ロックVer.で名誉挽回をしていただきたいところであります。OPアニメの絵の出来が良いだけに本当に残念。



■『機動戦士ガンダム00』放送開始日時:2007年10月6日(TBS)

・OP主題歌:「DAYBREAK'S BELL」(L'Arc〜en〜Ciel)

・不評度:★★★☆☆



数々の名曲をアニメに提供してきたラルクが、まさかの肩すかし。あまり印象に残らない曲なので説明が難しいのですが、一言で言うと「完成一歩手前の曲」といった感じ。もう少し工夫すれば、ちゃんと盛り上がるテーマソングになった気がするのですが……。かつて漫画家を目指していたhyde(ボーカル)、ガンダム好きで知られるtetsu(ベース)という面子を揃えたアニメに理解のあるラルクには、もっと頑張ってほしかったところです。



ちなみにこの曲に不満を持ったガンダムファンが、OPの絵はそのままで別の曲に差し替えるMAD映像祭りが一時期ネット上で発生してました。個人的にお気に入りだったのは「ゴールデンタイム(和田アキ子)」Ver.とか、武富士CMのテーマソング「Synchronized Love(JOE RINOIE)」Ver.とか。ラルクよりも燃えるから困るのであります。



■『らき☆すた』放送開始日時:2007年4月9日(TVK)

・実写EDテーマ各種(白石みのる)

・不評度:★★☆☆☆



『らき☆すた』に声優として出演していた白石稔氏が、実写エンディング(以下 ED)に出演しながらアカペラで歌った曲の数々は賛否両論でした。既成のアニソンを歌うのはまだ理解できたのですが、本人の作詞作曲による脱力ソングを力一杯ダンス付きで披露となると、拒絶反応を起こす人も少なからずいたようです。これら一連のEDテーマは、後にアルバムとして発売され、オリコン最高23位を記録してました。『らき☆すた』人気恐るべしであります。



■『コードギアス 反逆のルルーシュ』放送開始日時:2006年10月6日(TBS)

・OP主題歌:「解読不能(かいどくふのう)」(ジン)

・不評度:★★★☆☆



不評の声があまりにも高く、ジンのボーカル・ひぃたんがブログでキレたという逸話を持つ怪作。アニメ本編とのギャップに耐えられないとの声が続出し、最初は本当に非難されっぱなしでした。その後、独特の歌唱法の影響で歌詞が聞き取れないのを逆手に取り、空耳の字幕を付けたMAD映像が流行。この空耳の歌詞が面白かったのが功を奏し(?)、逆に曲のイメージアップにつながる結果となりました。



■『創聖のアクエリオン』放送開始日時:2005年4月4日(テレビ東京)

・OP主題歌:「Go Tight!」(AKINO)

・不評度:★☆☆☆☆



これは正直いい曲です。ロボットアニメのOPの主題歌としては出色の出来といって間違いありません。ですが悲しいかな、この前に流れていた「創聖のアクエリオン」が名曲すぎでした。アニメを見ていたファンにはこの曲も好評なのですが、最近までテレビで頻繁に流れていたパチンコCMでアクエリオンを知った人達にはピンとこなかったようです。「創聖のアクエリオン」は、女子高生の間で「一万二千年の恋」とか呼ばれたりするラブソングでしたが、「Go Tight!」はそういうノリではなかったですからね。ある意味不幸な曲であります。もっと評価されるべき。



■『ブラック・ジャック』放送開始日時:2004年10月11日(日本テレビ)

・ED主題歌:「黒毛和牛上塩タン焼680円」(大塚愛)

・不評度:★★☆☆☆



何故にブラック・ジャックに黒毛和牛なのか? 上塩タン焼680円なのか? 本当にワケワカランです。この迷曲が意外に騒がれてないのは不思議と言えば不思議。大塚愛だったら何でも許されるのか!? 私には大塚愛の良さは全くわかりません。可愛いっちゃあ可愛いですが。



■『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』放送開始日時:2004年10月9日(TBS)

・OP主題歌:「Wings of Words」(CHEMISTRY)

・不評度:★★★☆☆



この曲がガンダムのOP曲だという事実は、いったい世間にどれだけ知られているのでしょうか。OP映像との違和感は悶絶級で、ガンダムの世界観をものすごく軟弱なイメージに変えてしまっています。当然ファンには不評でした。名曲も適材適所を間違えると台無しという例。



■『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』放送開始日時:1996年1月10日(フジテレビ)

・OP主題歌:「そばかす」(JUDY AND MARY)

・不評度:★★★★☆



ジュディマリのYUKIが『キャンディ・キャンディ』をイメージして作ってしまった曲。せめて原作ぐらいは読むべき。以上!



■『めぞん一刻』放送開始日時:1986年3月26日(フジテレビ)

・OP主題歌:「アローン・アゲイン」(ギルバート・オサリバン)

・不評度:★★☆☆☆



ギルバート・オサリバンの名曲がOP曲として使用されたものの、権利関係の調整が不十分だったため、1度きりの放送となってしまったケース。視聴者からクレームも届いたと伝わってますが、主な原因はOPアニメの出来がショボかったのが原因に100ガバス。



■『ドラえもん』放送開始日時:1979年4月2日(テレビ朝日)

・OP主題歌:「ドラえもんのうた」(東京プリン)

・不評度:★★★★☆



2002年10月~2003年4月まで放送されていた個性的なアレンジの作品。「ドラえもんのうた」は、渡辺美里版とか女子十二楽坊版とかいろいろ迷走を続けていましたが、おそらく最も不評だったのがこの東京プリン版。テンポが早くて歌えないとの苦情があったようです。



■人気アニメだからこそ……

主題歌で不評が出たアニメは、基本的に有名な作品ばかりです。注目作品だからこそ、期待を裏切られた時の落胆も激しいのでしょう。関係各者はもっとアニソンについて真剣に考えていただきたいと思う次第。タイアップしても構わないんですが、1クールで定着する前に差し替えるとか、明らかに作品に合わない曲を持ってくるのはご勘弁。今CDが売れればいいという、商売根性丸見えな姿勢は未来につながらないと思う今日このごろであります。



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レッド中尉(れっど・ちゅうい)

プロフィール:東京都在住。アニメ・漫画・アイドル等のアキバ系ネタが大好物な特殊ライター。企画編集の仕事もしている。秋葉原・神保町・新宿・池袋あたりに出没してグッズを買い漁るのが趣味。


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【世界のモバイル】auは海外で生き残れるか? 海外の“CDMA”が減少へ

auの国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT (グローバルパスポート)」は、自分が普段利用しているCDMA携帯電話をそのまま海外に持ち出せるサービスである。しかし今月1月28日よりオーストラリアでのサービスが停止されることとなった。日本でもビジネス層を中心に自分の携帯電話を海外に持ち出す“国際ローミングサービス”の利用が増えているだけに、auは今後どのような対策を打ち出していくべきなのだろうか。




■海外のCDMAキャリアの現状はどうなっているのか

オーストラリアでのauのサービス停止は、現地のローミングパートナーであるTelstraがCDMA方式のサービスを終了することに伴うものである。



この意味はオーストラリアでTelstraが携帯電話サービスを終了するということではない。同社は以前からGSM方式のサービスを提供しており、現在はNTTドコモやSoftbankと同じW-CDMA方式のサービスも提供している。すなわちGSM、CDMA、W-CDMAという3つの携帯方式を採用しているのだ。このうちW-CDMAは実質GSMのアップグレード規格であるため、GSMとW-CDMAは同系統の方式と括ってもよいだろう。すなわち今回のCDMA終了は複数提供している通信方式を1系統に絞り、今後の新しいサービスはW-CDMA方式に集中するということでもあるようだ。



このようにオーストラリアでは複数の通信方式を採用しているキャリアがサービス統合によりCDMA方式を停止していくなか、ほかの国においてもCDMA方式は主力のサービスにはなっていないようだ。特にヨーロッパはCDMA方式がアメリカ発の規格であるということからか、採用は全く進んでいない。一方アジア各国はCDMA方式を採用するキャリアは多いが、既存のGSM方式と新しいW-CDMA方式の座を脅かすほどにはなっていない。また台湾やタイにおいては通話品質やサービス内容が劣っているようで苦戦が続いているとのことである。



CDMA方式が国の主力方式となっているアメリカや韓国では日本と同様に、通信キャリアとメーカーが一体となって端末とサービスを開発して魅力ある製品を定期的に市場に投入しているのに対し、ほかのCDMA採用国の大半はGSM/W-CDMA方式と同様の分業体制が取られているからだ。

GSM/W-CDMA方式であれば数十社のメーカーから年間100機種以上の端末が市場に投入されている。メーカー同士が激しく競争し合うことで技術開発も日進月歩で進んでいるため、キャリアとしても端末に搭載する新しいサービス開発を行いやすい。

一方、CDMA方式では参入メーカーも年間で投入する新機種数もGSM/W-CDMA方式を大きく下回ることから、新しい技術や機能を搭載した端末がなかなか開発されにくい。そのためキャリアも魅力あるサービスや製品を提供しにくくなっている。



たとえば台湾のCDMAキャリアは、サービス開始当初はコンテンツ内容や端末の単体機能でGSM方式より進んだものを提供していたが、今ではGSM/W-CDMAキャリアのほうがはるかに高度なサービスを提供している。CDMAキャリアは開始当初からサービス内容に大きな差は無く、端末の機能もほとんど向上していないのだ。またMotorolaやSamsungなどの大手メーカー端末のみの提供から、今では台湾と中国メーカーの安価な端末が主力となってしまっている。



■CDMA消失を免れた香港 -低調に終わったCDMA2000免許オークション

香港でもCDMAサービスが提供されているが、事業免許は今年11月で終了となる。この方式は日本で言えばcdmaOne、すなわち1世代前の規格である。このため香港電信管理局は新しくCDMA2000方式の事業者免許1つをオークション形式で提供することとした。しかし昨年10月の免許オークションには1社しか入札が無く、ほかの既存携帯キャリアや通信サービス企業などからの入札は1件も無かったのである。また入札した企業はすでに携帯サービスとしてGSMとW-CDMA方式を提供している通信キャリアであり、CDMA2000方式を積極的に今後の主力サービスとする予定も無いようである。おそらく海外からの国際ローミング受け入れを主目的としたサービス展開を行うのではないかと業界では言われている。



とはいえauのグローバルパスポート利用者にとっては、今年中にも香港でパケット通信ができるようになるため喜ばしいことではある。しかし香港のこの新しいCDMAキャリアの事業が思わしくなくなれば将来的に通話品質などのサービス低下やローミング料金引き上げなどが起こりうる可能性は否定できない。香港からCDMAサービスが無くなる事態だけは避けられたが、今後の動向はいまだ予断を許さない状況なのである。



■auの海外対策は何が必要なのか?

auは2008年春にCDMAとGSMの両方式に対応した端末を提供する予定だ。これによって海外のCDMA方式採用国だけではなく、GSM方式の国でも同端末ならば携帯電話をそのまま利用することが可能になる。GSM方式は日本と韓国以外のほぼ全世界で利用されている規格であるため、この両方式端末を利用すれば世界中で利用することが可能になるだけにグローバルパスポートサービスの利用者にとっては朗報であろう。



しかし、NTTドコモやソフトバンクモバイルが国際ローミング対応機種を多数用意しているのに対し、auのGSM対応グローバルパスポート端末はおそらく年に1機種程度の発売となるとみられている。頻繁に海外に渡航する利用者はこの機種を選べばよいが、年に1-2回程度の海外旅行をする程度ならば、ほかの魅力的な機種を選びたくなる消費者も多いはずだ。



●グローバルエキスパートのサービス

auは「au ICカード」対応端末からICカードを抜き、GSM携帯電話に装着することで海外のGSMエリアで自分の電話番号をそのまま利用できる「GLOBAL EXPERT(グローバルエキスパート)」サービスも提供している。これを利用すれば普段は日本国内専用端末を使っていても、年に数度の海外旅行時に自分の携帯電話番号を海外で利用することができる。しかしこのサービスは、実際に利用してみると対応する携帯電話やサービス内容に若干不満が残る利用者も多いのではないだろうか。



まず利用にはSIMロックフリーのGSM携帯電話を別途購入する必要があるのだが、日本で入手できる推奨機種はノキア・ジャパンから発売されている英語版端末だけである。これでは電話帳を作成しようにも、ローマ字では入力や閲覧などの操作性が劣ってしまう。

ノキア・ジャパンからは、日本語に対応したSIMロックフリー端末「Nokia E61日本語版」が発売されており、HTCニッポンからも日本語対応で海外でも利用できる端末が発売されているのだから、これらの端末を推奨機種に加えてもよいだろう。また日本語対応のGSM端末の開発や日本での取り扱いを、これらのメーカーと共同で行うことも必要なのではないだろうか。



音声通話だけしか利用できないというのでは、他社のサービスや同社のグローバルパスポートサービスと比較しても見劣りしてしまうだろう。また日本人の携帯電話の利用形態からしても、せめてE-mailは利用できるようにするべきではないだろうか。将来的には全ての端末でGSMやW-CDMAのデュアル化を実現するのが望ましいが、海外に出ない利用者にとってはそのために端末単価が高くなることを受け入れることは難しいかもしれない。



では、どうすればいいのか。まずはau全機種をau ICカードに対応させ、突然に海外に行くことになっても手軽に自分の携帯電話番号を海外に持ち出せるようにすること、そして願わくば海外でもメールを自由に送受信できるようにすることが同社の国際サービスを強固なものにするのではないだろうか。



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山根康宏

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日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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ソフトバンクにてPCComputing、PCJapanの編集を経験した後フリーランス・ライターを経て現在に至る。PCハードウェア、Windows使いこなし、イメージングデバイスを語らせたらいつまでも話が止まらないPCヲタ。また早期からユーザー配信サービス(ニコ生、Ust、Justin等)にも注目し特にニコニコ生放送では“囲い厨で弾幕職人”な日々を送っている側面も持つ。IBMにてThinkPadのリペア技術員の経験アリ

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