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【ケータイラボ】3つのスタイルで高い実用性を誇るスマートフォン「EMONSTER S11HT」

イー・モバイル 「EMONSTER S11HT」(以下S11HT)は、HSDPA3.6Mbps(下り最大)の高速通信を誇るスマートフォンだ。



サービス開始当時、高速通信がセールスポイントであったイー・モバイルだが、通信エリアの狭さや音声通話などへの対応が遅れていたなどの懸念点を整備して単月ながら純増数でauを抜くまでになった。



S11HTはGPSによるナビ機能、EMnetメールなどのサービスにも対応し、ハードウエア面では国内スマートフォン初のチルト式ディスプレイ、スライド式QWERTY配列キーボードも内蔵している。OSにはMicrosoft Windows Mobile 6 Professional Editionを搭載している。


EMONSTER S11HTクローズスタイルEMONSTER S11HTオープンスタイル(チルト)




■3スタイルが選べる本体

チルト液晶が特徴のS11HTだが、本体サイズも幅59×高さ112×厚み19.0mm(キーボード収納時、突起部を除く) 、重さ 約190g(スタイラスペン、電池パックを含む)と、コンパクトだ。

特に厚みは20mmを切っており、スライドキーボード内蔵型ながらホールディングは良い。

S11HTクローズスタイル右からS11HTクローズスタイル左から




一番の特徴のチルト液晶は見やすく。液晶の固定もしっかりしており中間の角度でも倒れることもない。

S11HTオープンスタイル(チルト)右からS11HTオープンスタイル(チルト)左から




液層の動きはスライドを引き出して液晶をおこすだけだが、一連の動作は一定の負荷で動かすことができるため扱いやすい。ものつくりの精度は高い。

オープンスタイル(チルト)オープンスタイルオープンスタイル(チルト)




■置いても持っても使えるスライド式キーボード

スライド式QWERTY配列キーボードは、均等サイズキーを採用。上面のソフトキーは小型で上部キーの割り込んでいる。キーのタッチは、個体差かもしれないが中央と周辺で若干異なっている。周辺キーのストロークがやや甘く打鍵ミスが気がかりだったが試用中での取りこぼしは特になかった。



チルト液晶ということもあり、本体をデスクなどに置いても、移動中にキーボードを引き出すだけでも使うことができる。

QWERTY配列キーボードQWERTY配列キーボード




■意外と薄い側面

右側面には電源ボタンとカメラボタンを備える。左側面にはジョグホイールを備える。

右側面左側面





■底部

底部には、液晶のある上面にMicroSDスロットを備え、本体部に充電コネクタ、側面側にスタイラスを備えている。

MicroSDカードスロット充電コネクタ/スタイラス




■背面カメラとバッテリー

背面は、上部に300万画素カメラ、カバーを外せばバッテリー交換ができる。

背面カメラバッテリー




■SIMスロットは液晶の裏

SIMスロットは、チルト液晶の裏側に中央に備わっている。

SIMスロット(クローズ)SIMスロット(クローズ)




■まとめ

S11HTは、いわゆるフルスペックスマートフォンだ。

チルト液晶を採用することで、モバイルミニノートのような文字入力も可能とあって閲覧よりの端末というより、移動中でも入力を積極的にできる端末となっている。



スマートフォンには入力に強い端末が多いが、出先や移動中で入力をバリバリ使える端末は意外と多くない。S11HTは、最近トレンドの片手だけで使える端末ではないがパソコン好きやタイピングが得意な人にとっては打ちやすいQWERTY配列キーボードが高い実用性を与えてくれるだろう。



EMONSTER S11HT オープンスタイルEMONSTER S11HT チルト液晶




■主な特徴

CPU:MSM7200-400Mhz

OS:Microsoft Windows Mobile 6 Professional Edition

ディスプレイ:2.8インチTFT、320×240ドット

カメラ:有効画素300万画素 CMOS

サブカメラ:30万画素 CMOS

HSDPA:下り最大3.6Mbps

通信:Bluetooth(2.0+EDR) 、無線LAN

GPS:内蔵

連続通話時間:約264分

連続待受時間:約350時間

サイズ:幅59×高さ112×厚み19.0mm(キーボード収納時、突起部を除く) 、重さ 約190g(スタイラスペン、電池パック含む)



EMONSTER S11HT

イー・モバイル



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【気になるトレンド用語】ニコニコ動画の命運も左右する? MAD動画

7月2日にドワンゴは、日本動画協会、日本映像ソフト協会、日本映画製作者連盟の3団体の著作権を侵害する動画を削除すると発表しました。

著作権を侵害する動画とは、放送を録画したものや違法にコピーしたものを主に指しますが、アニメやゲーム、ドラマや映画などといった既存の著作物を素材にした二次作品も含まれます。こうした著作物保護の流れの中で、角川グループホールディングスがMAD動画を含む、一部の二次制作動画について公認することを発表し、二次作品に対する新しい動きが出てきています。



ところで、ここで出てきた「MAD動画」とは、どんなものなのでしょうか。

今回は「MAD動画」について見てみることにします。



■MAD動画とは何か? 人気の秘密

「MAD」は、「狂っている」、「ばかげている」といった気味で、「MAD動画」とは既存の音声・ゲーム画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したものです。

公式では見られないレアな動画として元になった作品のファンからの支持もあり、MAD動画を目当てに動画サイトに登録する人もいます。しかし、MAD動画は二次作品であるために著作権の問題とは切っても切れない関係にあります。



■芸術かコピーか? アートにおける「MAD」の著作権問題

二次作品の著作権について論争が起こったのは、1970年の「パロディ事件」にまでさかのぼります。

グラフィックデザイナーのマッド・アマノ氏が既存の写真を切り貼り(コラージュ)して作った作品をまとめた作品集『SOS』を出版したところ、その一部に使用されていた写真について、著作権侵害であると元の写真を撮った白川義員氏に抗議され、使用料50万円を支払っています。



その後パロディ手法としてフォトモンタージュは広く利用されることになりましたが、以前は芸術世界の問題だったフォトモンタージュなどの二次作品や手法が一般の世界でも著作権問題として取り上げられるようになっています。



■拡散するMAD文化

現在では、MADの種類は多岐にわたり、下記のような分類のMAD作品があるようです。

・アニメMAD(MADアニメ):アニメーションを合成した作品

・静止画MAD:ゲームなどの静止画を複数合成し、音楽をつけて紙芝居風に出す作品

・実写MAD:実写映像とアニメソング等を合成した作品

・音声MAD:ゲーム・ラジオ(特にNHKのニュースが多い)やテレビ番組のセリフや主題歌などを合成した音声のみの作品

その他、MADの具体例 - 同人用語の基礎知識



MADが拡散した理由については、パソコンの普及による画像加工技術の向上で加工がしやすくなったことやインターネットの普及で素材となる画像や音声・動画を入手しやすくなったことなどがあります。制作環境が向上したことにあわせてインターネットに登場した動画投稿サイトがMAD動画を大きく広めたといってによいでしょう。それまで同人コミュニティでの発表などが主だったMAD動画が動画共有サイトを介することで多くの人が閲覧できるようになり、結果として著作権への対応問題も難しくなっています。



■MAD動画の功罪 二次制作物への著作権問題

MAD動画はパロディ的な作風が多く人気もありますが、元の作品の意味自体を変えてしまう作品などもあるため、原作にとってマイナスイメージを与えるケースもあります。一方で、MAD動画が広まることで原作の宣伝となり原作の売り上げに貢献するといったケースも少なくありません。



著作権ホルダーの企業の中にも、MAD動画を著作権侵害として全て禁止することに反対する姿勢をみせる企業も少なからず出てきています。MAD動画などの二次制作作品と共存することで原作をより活かそうという動きです。



■角川の英断と問題

角川グループホールディングスでは一定のガイドラインを定め、それを満たしたものについては「公認MAD」として認めています。「涼宮ハルヒの憂鬱」のキャラクターを使用したMAD動画などでは、こうした著作権ホルダーのお墨付きを得ることでYouTubeなどで堂々と公開できるようになっています。

角川が挑む公認「MAD動画」の世界 - カオス通信



ただ、こうした例はまだ少ないのが現状です。ニコニコ動画に対してMAD削除方針を申し入れた「日本動画協会」には角川書店、「日本映画製作者連盟」には角川映画など、角川グループの会社も名を連ねており、角川グループ全てが二次作品へ理解を示しているわけではないようです。

角川の作戦の矛盾とは何か - ~横浜特許許可局ブログ支部~あっ君の日記



いずれにせよ、今後のMAD削除発表によってニコニコ動画のユーザー層やアクセス面に変化が起こることは確実です。「非公認」のMADは、動画投稿サイトを離れることになるでしょうが、なくなるものではないでしょう。



著作権保護と表現の自由という問題、まだ解決するには時間が必要なようです。





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