ITライフハック
ITライフハック

【気になるトレンド用語】スーパー3Gで大容量データ通信もサクサク?

高機能化が進む携帯電話ですが、ケータイアプリや動画配信など扱うデータも大容量となり通信速度の向上が求められています。

現在利用されている高速な通信サービスは、NTTドコモのFOMA High Speedやソフトバンクの3G High Speedで下り最大3.6Mbps、イーモバイルの最速のデータ通信端末でも7.2Mbpsです。

ところが3月26日、NTTドコモからスーパー3Gによる屋外での実証実験で下り最大250Mbpsのパケット通信に成功したと発表されました。現在の通信速度をはるかに超える速度です。



今回は、“スーパー3G”について見てみましょう。



■スーパー3Gって何が違うの?

3Gとは、第3世代携帯電話(W-CDMA)のことで、現在普及している携帯電話の多くは3Gです。HSDPA(※1)と呼ばれるデータ通信時の下り速度が向上しているタイプは、3.5Gと呼ばれています。そして、2010年移行には4Gの導入が控えています。



実は、今回のテーマであるスーパー3Gは、3.5Gと4Gの橋渡しをする規格で、技術的には4Gに近いことから3.9Gとも呼ばれています。



スーパー3Gは、従来のW-CDMAを拡張した技術であるHSDPAやHSUPA(※2)をさらに進化させた高速なデータ通信仕様です。下り100Mbps以上、上り50Mbps以上の高速通信を目指して、W-CDMA方式の標準化団体3GPP(※3)によってLTE(Long Term Evolution)という呼称で標準化が進められてきました。スーパー3Gでは、データ通信速度の高速化だけでなく、接続遅延の短縮や周波数利用効率の向上も可能となります。

※1:HADPA

High-Speed Downlink Packet Accessの略称。パケット通信の高速化への要求に対応するために3GPPでW-CDMAの発展型として標準化された下りの通信速度を向上させる技術です。理論上は下り最大14Mbpsの高速通信が可能です。

※2:HSUPA

High-Speed Uplink Packet Accessの略称。パケット通信の高速化への要求に対応するために3GPPでW-CDMAの発展型として標準化された下りの通信速度を向上させる技術です。理論上は、上り最大5.7Mbpsの高速通信が可能です。

※3:3GPP

3rd Generation Partnership Projectの略称。IMT-2000 W-CDMAの詳細な仕様を作成するパートナーシッププロジェクトです。各国地域の標準化組織が、3GPPで作成された仕様を各国・地域共通の標準規格としています。世界の主要な移動体通信関係会社や団体が加盟しています。



■ドコモ 下り最大250Mbpsを達成

NTTドコモは、2008年2月から開始していた屋外でのスーパー3Gシステムの実証実験で、下り250Mbpsのパケット信号の伝送に成功したことを発表しました。

今回の実験では、4本の送受信アンテナによる4×4MIMO(※4)を用いて、LTE標準仕様の片方向の最大帯域幅である20MHzを使って実施されました。



結果、理論上の最大速度である300Mbpsに対して250Mbpsを記録しました。実験の詳細は2008年4月1日から米国・ラスベガスにて開催される「CTIA Wireless 2008」にて紹介される予定です。

NTTドコモでは、2009年にスーパー3Gの技術を完成させ、2010年には商用展開することを目指しています。

この計画には、以下のような国内外の主要ベンダーが参加しています。

・国内・・・NEC、富士通、パナソニック モバイルコミュニケーションズなど

・国外・・・エリクソン(スウェーデン)、ノキア・シーメンス・ネットワークス(フィンランド)、アルカテル・ルーセント(フランス)など

※4:MIMO

Multiple-Input Multiple-Outputの略称。同一時刻、同一周波数を用いて、複数のアンテナから異なる信号を送受信する技術です。



■なぜ、“4G”の前に“スーパー3G”が必要なのか

3.9Gとも呼ばれるスーパー3Gは、4Gの候補となっている技術を先行して取り入れています。

具体的には、広域化によるマルチパス発生での相互干渉を防ぐVSF-OFCDMや周波数の利用効率を向上させるMIMOやSDMAなどのアンテナ技術、下り方向の偏重方式であるOFDM等の技術です。



3Gと同じ周波数帯、周波数帯域幅に導入できるため新たなインフラ整備が不要、既存基地局の改良で導入ができます。スーパー3Gは、技術的には4Gに近いため、3Gから4Gへ移行するよりもスーパー3Gを介した方が4Gへの移行もスムーズに行えるというわけです。



■こちらもオススメ!気になるトレンド用語

癒されたい女性が憧れる「枯れ専」とは

テレビでは論じられないB-CASタブーってなに

北京五輪に影を落とすチベット紛争の中心ダライ・ラマ

G-SHOCK 綾波モデルが復活! 綾波モデルって?

どのパソコンでもメールチェックができるWebメールって何

気になるトレンド用語 バックナンバー




【気になるトレンド用語】癒されたい女性が憧れる「枯れ専」とは

これまで女性向けの萌え要素(※)として「メガネ男子」、「スーツ男子」、「執事」、「年下」などがありましたが、最近“枯れ専”なるものが新たな萌えとして人気上昇中のようです。

※萌え要素

「萌え」を感じる際の対象に備わっている条件のこと。



今回は、女性が気にするあらたな萌え要素“枯れ専”をみてみましょう。



■枯れ専って、そもそもなに?

枯れ専とは、社会の荒波にもまれて人生の酸いも甘いも知り尽くし、若い人のギラギラした油が抜けきった“枯れたオジサマ”を好む女性のことです。

ちなみに枯れたおじさんの魅力をまとめた「カレセン 枯れたおじさん専科」という本まで既に出版されています。

この本によれば、枯れた男性の定義は次のように紹介されています。

・一人の時間をもてあまさない

・路地裏が似合う

・金や女を深追いしない

・自分の年齢を受け入れている(若ぶらない)



また、枯れたオジサマのイメージとしては、次のようなものが挙げられています。

・ビールは缶より瓶

・ペットは犬より猫が好き

・ひとりでふらっと寄れる行きつけの店がある

・さりげなく物知り



有名人で表現するならば、俳優の蟹江敬三氏、ジャーナリストの有田芳生氏が代表例としてあげられているようです。



余談ですが同書の出版元は、「メガネ男子」と同じアスペクト社です。

カレセン 枯れたおじさん専科(アスペクト編)



■枯れ専女性と枯れ氏との恋は成立するのか

「カレセン」では、「枯れ」の魅力を次のように表現しています。



「知識はあるけどひけらかさず、欲に振り回されず、どことなく孤独の影を背負い、若い女子だからとバカにせず、認めてくれて、一緒にいるだけで楽しくて、がんばらなくていい」



枯れ専の女性達にとって枯れたオジサマは、恋や仕事に疲れたとき、自分を欲望の対象として見ずにただそこにいるだけで癒してくれる存在のようです。隙あらば、「女性をお持ち帰り」と考えているような男性は、一番に対象外といったところでしょう。



しかし、女性を「欲望の対象としてみない」ことと「恋愛対象としてみる」ことを同時に成立させることは、きわめて難しく、両思いとしての恋が成立することは希とも言われています。



■大人の男性の「かっこよさ」に男女の差が

大人の男性の魅力を「ダンディズム」という言葉で表現することがありますが、「ちょいワル」、「枯れ」の出現で、男女で魅力を感じる“おじさま像”に違いが出てきています。



男性目線から見た格好いい年配男性像としては、「ちょいワル」が市民権を得ており雑誌なども発行されています。「ちょいワル」は、若者には負けないという気概と社会に対する尖った部分に特徴があります。また、裏側には格好いいオヤジを演出してモテたいという願望も見え隠れしています。そうした下心が、「ギラついている」と感じて敬遠する女性がおり、彼女たちが求める格好いい年配男性像こそが、「枯れ」なのです。煩悩とは無縁だと感じさせる、油の抜けきった男性なのです。



枯れた男がもてるなら、自分もそうなりたいと思う男性も多いことでしょう。しかし、発想の原点に「もてるため」があるという時点で、既に「枯れ」ではないのです。



■こちらもオススメ!気になるトレンド用語

テレビでは論じられないB-CASタブーってなに

北京五輪に影を落とすチベット紛争の中心ダライ・ラマ

G-SHOCK 綾波モデルが復活! 綾波モデルって?

どのパソコンでもメールチェックができるWebメールって何

黄砂は公害になった? 黄砂の汚染と健康被害

気になるトレンド用語 バックナンバー




ITライフハックやlivedoor ニュースのIT記事をサクサク読めてシェアできるアプリ

  • iPhone版はこちら
  • Android版はこちら
最新記事
Amazonライブリンク
QRコード
QRコード
カテゴリ
月別アーカイブ
配信中
ITライフハックは以下のニュースサイトにも記事を配信しています。
記事検索
このサイトについて

タレコミ、ITライフハックに寄稿したいというご要望も受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、お気軽にご連絡ください。

ITライフハック代表
関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

編集長・ライター
小川夏樹

ソフトバンクにてPCComputing、PCJapanの編集を経験した後フリーランス・ライターを経て現在に至る。PCハードウェア、Windows使いこなし、イメージングデバイスを語らせたらいつまでも話が止まらないPCヲタ。また早期からユーザー配信サービス(ニコ生、Ust、Justin等)にも注目し特にニコニコ生放送では“囲い厨で弾幕職人”な日々を送っている側面も持つ。IBMにてThinkPadのリペア技術員の経験アリ

副編集長・ライター
今藤弘一

PCComputing、PCJapanの編集からZDNet(現:ITmedia)へ、ITmedia Games、PCUPdate(現:PC USER)の編集長からオンラインゲーム会社のIR担当や採用広告の制作、フリーライターを経て現在に至る。最近のトレンドは電子工作でハイレゾアンプを作ること。あと鉄分(乗り鉄)かなり多め。

>>詳しくはこちらへ

連絡先:itlifehack【at】mediabank.jpn.com
プレスリリース:press【at】mediabank.jpn.com
【at】は@
Twitterアカウント:@ITlifehack
  • ライブドアブログ