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【アキバ物欲】いつでもどこでもメイドさん!「萌えサウンドロップ」がブレイク中

アキバを歩くと、可愛いコスチュームを身にまとったメイドさんに会うことができる。路上で出会うメイドさんの多くはメイド喫茶に所属しているプロだが、休日ともなると、コスプレ好きの一般の人がメイド姿で登場したりして、アイドルのようにカメラ好きの人の格好の被写体となっている。



そんなメイド文化を育むアキバでは、ちょっと変わった「萌えサウンドロップ」なるものが大ブレーク中だ。

■"サウンドロップ"ってなに?

"サウンドロップ"とは、ティアドロップの形をしたガシャポン専用グッズだ。中央のボタンを押すと、アニメーションの名セリフやゲームの効果音など鳴るというものだ。2006年1月の「サウンドロップ スーパーマリオブラザーズ」の発売以来、ガシャポン商材としては珍しい音声ギミックと、聞き覚えのあるサウンド、旬なモチーフとのコラボが人気となり、幅広い世代に人気の商品となっている。

サウンドロップのガチャポン
サウンドロップのガチャポン"ガチャポン館秋葉原店"で扱ったことがある、サウンドロップの数々

サウンドロップは、バラエティに富んだラインナップが魅力のひとつ。「サウンドロップ ケロロ軍曹共鳴スイング」「サウンドロップ ドラゴンボールZ」「サウンドロップ 機動戦士ガンダム」「サウンドロップ なきごえ動物園」「サウンドロップ 新世紀エヴァンゲリオン」「サウンドロップ じどうしゃ大集合」「サウンドロップ あの声~ウグイス嬢編~」など、ありとあらゆるジャンルのアイテムが揃っており、様々な人のニーズに応えられる商品ラインナップが人気の秘密だろう。

「サウンドロップ 機動戦士ガンダム」(C)創通・サンライズ「サウンドロップ エヴァンゲリオン」(C)GAINAX・カラー/Project Eva.
「サウンドロップ 機動戦士ガンダム」(C)創通・サンライズ「サウンドロップ エヴァンゲリオン」(C)GAINAX・カラー/Project Eva.

ところで、この"サウンドロップ"は、いつ誕生したのだろう?

バンダイによると、2005年2月に、青木さやかさんや波田陽区さんをはじめとするワタナベエンターテインメント所属のお笑いタレントのきめゼリフを入れた「ネタカルタキーチェーン~ワタナベエンターテインメント~」を発売。これが好評であったことから、"サウンドロップ"が開発されたという。



■アキバならではの"萌えサウンドロップ"

数あるサウンドロップの中で、アキバでもっとも人気の高い商品は2006年11月中旬に発売された「サウンドロップ 萌え-moe-」だ。15歳以上の男女をターゲットにした"サウンドロップ"だ。インターネット上では「萌えドロップ」とも呼ばれ、メイド文化が発達したアキバで根強い人気があるのだ。



バンダイによると、この「萌えドロップ」は、ちょうど"メイドカフェ"や"萌えたん"などの「萌え」ブームにあわせて開発し、「萌え」テーマのサウンドロップが商品化された。



「萌えサウンドロップ」のバリエーションには、メイド系の「お帰りなさいませ、ご主人様!」、妹系の「おにいちゃ~ん。」などの萌える音声が全8種(表1)。"萌え"ボイスには、アニメーションやゲームの登場キャラクターの声優として実績のある成田紗矢香さん(81プロデュース所属)を起用している。実際にボタンを押してみると、いわゆるアニメ声の"萌える音声"が流れてくる。



使用に際しては、うっかり上着のポケットに入れておいて、満員電車や会社、エレベーターの中などでボタンが押されると、周囲一帯に冷たい空気が流れることになるので注意しよう。

おかえりなさいませ、ご主人様!というセリフの「メイド」(C)BANDAI 2006アンタのためにやったんじゃないからね!というセリフの「ツンデレ」(C)BANDAI 2006
"おかえりなさいませ、ご主人様!"というセリフの「メイド」(C)BANDAI 2006"アンタのためにやったんじゃないからね!"というセリフの「ツンデレ」(C)BANDAI 2006

"ガチャポン館秋葉原店"によると、"萌えサウンドロップ"が流行るのは、「メイドさん好きな人が多いアキバならではの傾向ではないか」という話だ。全国的に人気がある「機動戦士ガンダム」や「エヴァンゲリオン」、「ドラゴンボール」は同店でも売れ筋の商品ではあるが、それ以上の人気を"萌えサウンドロップ"は誇るという。いずれの商品も発売から時間がたっているので入手しづらい状況ではあるが、実際に秋葉原でガチャポン巡りをしてみると、「機動戦士ガンダム」や「エヴァンゲリオン」の"サウンドロップ"に比べ、"萌えサウンドロップ"は圧倒的に品切れの店が多い。



表1.萌えサウンドロップのバリエーション
種類セリフ
おにいちゃーん
幼馴染みいつまで寝てるの!
後輩センパーイ!
ツンデレアンタのためにやったんじゃないからね!
猫耳にゃん。
メイドおかえりなさいませ、ご主人様!
お嬢様よろしくてよ。
ドジっ娘はわわーごめんなさーい。




バンダイは2007年6月末現在、サウンドロップをシリーズ累計1,000万個を販売。テレビやアニメキャラクターを題材にした商品の需要は確実に高まっているという。今後の展開としては、表2のようなサウンドロップを投入し、商品の充実化を図っていくという。女の子の声バージョンの「萌え」が人気だったので、第2弾の「萌え2」と、男の子の声の「男萌え」を発売し、"萌えサウンドロップ"愛好者のハートをガッチリと掴む構えだ。



表2.販売予定のサウンドロップ
7月サウンドロップ ガチャピン&ムック
サウンドロップ ウルトラマンシリーズ
サウンドロップ 萌え2
8月サウンドロップ ポケットモンスター2
サウンドロップ ドラえもん サウンドラップ
サウンドロップ パチスロ 炎の大都技研スペシャル
9月サウンドロップ クレヨンしんちゃん
サウンドロップ BLEACH -ブリーチ-
サウンドロップ Yes!プリキュア5
10月サウンドロップ 男萌え
サウンドロップ おぼっちゃまくん
サウンドロップ 熱血!平成教育学院




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編集部:関口 哲司

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【世界のモバイル】売れる海外ケータイの秘密!ユーザーニーズに対応できない日本

携帯電話の全世界マーケットにおける日本メーカーのシェアは「その他」に入れられてしまうほど低く、海外の調査会社によるマーケットシェアの結果に、単独メーカーの数字が出てくることもここ数年は無くなってしまった。SonyEricssonが世界シェア4位の座を得ているが、同社は純然たる日本メーカーではなくヨーロッパのEricssonとの合弁企業であるため「日本メーカーが4位に入っている」とは考えにくいだろう。



それではなぜ日本メーカーが海外でシェアを伸ばせないのだろうか?

単純に「海外市場は日本と違う」「日本の端末は海外では受け入れられない」と片付けてしまうのは早計だ。実際に世界シェアトップのNokiaの端末は、なぜ多くの国で売れているのか? 6月18日にシンガポールで開催されたNokiaのプライベートイベント「Nokia Connection 2007」にて興味深い講演が行われたので紹介しよう。



■人々の行動パターンそのものが製品デザインの基本となる

Nokia Connection 2007では同社の製品のデザインをテーマにした「Nokia Design Stream」と題された講演が行われた。これは端末の直接的なデザインだけではなく、開発コンセプトや方向性など製品フィロソフィーまでを含めた幅広い内容のものであった。



Nokia Designのシニア・スペシャリストであるJan Chipchase氏の講演で、同氏は「世界中の人々の行動を観察すること」が自身の仕事だと説明した。国により文化が異なれば人々の言動や生活行動パターンも異なってくる。また過去、現在、未来と人々の興味も日々変化し続けている。これらを国ごとに調査・研究することで、その国の人々が日常の行動に付随して持ち運ぶ"身の回りの生活日常品"にどんな基本デザインを求めているのかを解明していくのだという。そしてその結果を製品デザインコンセプトに取り入れていくことこそが、その国で消費者に愛される製品を生み出す原動力につながるということだ。



Chipchase氏の調査によれば、たとえば中国の地方都市では財布を持たない人が多いという。これは、スリにあったときに全財産を一度に奪われてしまうリスクが大きいからとのことだ。一方、他の国では、大きな財布に現金からカードまで何でも詰め込むところもある。このように財布一つを取っても、国によって人々が求める機能やデザインは全く異なるのだ。



他にも携帯電話の男女による持ち運び方の差や、ストラップやベルトケースといったアクセサリの嗜好の差などといった使用状況に至るまでの調査結果を提示し、ユーザーニーズにマッチした製品を開発するには、その国の消費者の行動を理解し、それを製品の基本デザインにフィードバックさせることが必要であることを力説した。



またおそらく、日本と思われるレストランでの写真が1枚提示されていたが、そこには全ての皿上に一品ずつ料理が残されていた。この写真についてChipchase氏は「これはデザインには直接の関係は無いかもしれない。しかしなぜ人々はこのような行動をするのだろうか? その動機やライフスタイルを追求することが、結果としてプロダクトデザインに必要な要素を生み出すのではないだろうか」と話し、消費者の行動が製品デザインの基礎につながるものであることを再説していた。



各国で人々は携帯電話をどのように持ち運んでいるのか? 携帯電話のデザインコンセプト・アイディアの一つがここに隠されている皿の上に一切れずつ残った料理。なぜこの行動をするのか? その追求が製品デザインへ結びつくこともあるという

■「10万円ケータイ」が飛ぶように売れる秘密

シニア・デザインマネージャーのSilas Grant氏は、10万円を越す高価格なプレミアム携帯「Nokia 8800 Sirocco」のデザインコンセプトの講演を行った。



Nokia 8800 Siroccoは大自然から端末のインスピレーションを受けており、アートをキーワードにしているという。携帯電話というデジタル製品に職人が手がけたような高級感を与えるためには、プレミアム感のある素材を利用することが重要だという。たとえば皮のように使い込むほどに味わいが出る素材も、その候補の一つだという。



8800 Siroccoは本体にステンレス素材を採用、ディスプレイ表面はミネラルグラスを使い傷がつきにくいという。また金属素材採用による重量感、スライドボディーを開け閉めするときの金属音、Brian Eno氏によるオリジナル着信音など「本物と認められる」「隅々までこだわりのある」端末に仕上げたという。パッケージや付属品なども高級感あるものになっており、価格に見合うだけの価値のある製品であることが、高い価格ながら世界中で高い人気を誇っている理由とのことだ。



Nokia 8800 Siroccoは大自然にインスピレーションを受けたという職人による工芸品~素材や仕上げに妥協を許さないこだわりの製品が同社の考えるプレミアムモデルだ



■日本メーカーが見習う点

日本国内では海外メーカーの端末よりも日本メーカーの端末が常に売り上げのトップに位置づけされている。機能も高く使い勝手も良いから売れているというのが日本における定説だ。ではなぜこのような端末が海外では売れないのだろうか? 日本メーカーの端末が決して機能が劣っているわけではないはずだ。一方で販路が弱いという声も聞くが、では品切れとなるほど人気になるという話もあまり聞かれない。



「その国で求められている端末の要素とは何か?」、最初の講演で再三訴えられていたことが日本メーカーの海外での現状を表しているように感じられた。



たとえば現在、海外で発売されている日本メーカーの3G端末のいくつかは日本で発売されているものと全く同一のモデルだ。機能も高く製品としては見劣りのしないものが多い。しかし機能がいいというだけで、海外の発売国で高いシェアを取っているとは言いがたい。実際にその国で求められているニーズと微妙にずれている点が売り上げに結びついていないのではないだろうか?



ここ数年、海外の端末デザインは薄型やスライド式が流行になっている。そのような状況で折りたたみ式であり厚みのある端末は、たとえ性能がよくとも消費者は「所有したい」とは思わないだろう。また画面サイズが大きくとも、片手で簡単に開けられなくては操作感が悪いと感じられてしまうかもしれない。一方で単純に機能面を比べてみると、Windows Mobileなどのスマートフォンのほうが、高機能なのは事実だ。ちなみにスマートフォンは海外では10機種程度が常時発売されるなど、すでに一般的な商品になっている。携帯電話が音楽機能を売りにしても、音楽ファイルをOSレベルで自在に扱えるスマートフォンのほうが「多機能音楽携帯電話」として使い勝手は高いわけだ。



端末の質感という点でも、外装をメタリックにして高級感を出した日本メーカーの端末もある。しかし最近では8800 Siroccoのようなプレミアム携帯だけではなく、普及価格帯でもステンレスやアルミなど金属素材を多用し、重厚感のある端末も増えてきている。世界的にヒットしたMOTORAZRも今では手ごろな価格で買える金属携帯だ。仮に高級モデルを目指すならば、これらの端末と対等に渡り合えるだけの「本物素材」を採用することが必要となるだろう。中途半端に高級らしさを出すレベルでは、本物を知ってしまった消費者の琴線に触れることはできないということだ。



もちろん、日本と同じデザイン・性能で、海外でヒットした日本メーカーの製品もある。繰り返すが日本メーカーの製品が海外メーカーと比較して決して劣っているわけではない。日本メーカーが海外でシェアをあげるには、機能以前に海外のユーザーが何を求めているのか、その基本をより深く掘り下げる必要があるのではないか、ということである。



「海外はローエンド志向」「日本の端末は機能が高く、高価格だから売れにくい」と弁明されることがあるが、海外では8800 Siroccoのような高価格端末やスマートフォンを利用するユーザーの数も多いことをみれば、この言い訳は、すでに通用はしないだろう。



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山根康宏

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