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日本歯科医師会は、歯と口の重要性を啓発すべく日本歯科医師会HPコンテンツ「日歯8020テレビ」を制作している。

■コロナ騒動で陰に隠れているけどインフルエンザも流行期
例年12月~3月頃に流行するインフルエンザについて、効果的な予防法がある。それは、「歯みがき」をすることだ。口の中にある細菌、特に「歯周病菌」はインフルエンザウイルスの感染力を高めることが分かっている。

今回、日本歯科医師会は、インフルエンザ感染のメカニズム、インフルエンザの予防について歯みがきが有効であるという内容の動画を制作した。

■インフルエンザ感染のメカニズム
一般的に風邪は細菌かウイルスのどちらかが原因で発症するが、メカニズムが異なる。細菌は粘膜に付着するだけで炎症を起こし、のどが痛くなったり、熱が出たりする。一方、ウイルスは粘膜に付着しただけでは発症しない。細胞の中へ入り込むことで感染する。

インフルエンザウイルスの表面には「ヘマグルチニン(HA)」と「ノイラミニダーゼ(NA)」という2つの酵素がある。口からインフルエンザウイルスが入ると、HAがのどなどの粘膜の細胞にあるシアル酸にくっついて細胞内へ入り込み感染する。そして、2つ目のNAが、感染した細胞とHAの結合を切って、複製されたウイルスを遊離させ新たな細胞へ感染を拡大させる。このようにしてインフルエンザウイルスは感染し増殖する。

■歯周病菌がウイルスの活性化を促進
歯周病菌がもつタンパク分解酵素は、上述したウイルスのHAに作用してウイルスを活性化させ、インフルエンザにかかりやすくなる。さらにインフルエンザ単独での細胞への感染よりも、歯周病菌が加わった場合の方が感染が拡大することが分かっている。

また、歯垢に棲みつく歯周病菌は、抗生物質などの薬や体の免疫細胞でも撃退することができない。歯周病菌は、歯垢ごと歯みがきで除去するしかない。

この歯周病菌を除去して、インフルエンザを予防するためにも、日頃から口の中を清潔に保つことがとても重要だ。

実際に、介護施設で歯科衛生士から口のケアを受けていた場合、インフルエンザの発症率が大幅に減少した、というデータもあRu。また、特に寝たきりの高齢者の方は、インフルエンザの合併症である肺炎を防ぐためにも口のケアは重要だ。





動画「インフルエンザ予防と歯周病菌」

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