main

国立科学博物館は、 標本収蔵庫に収蔵されている非公開の貴重なコレクションを、自宅からお楽しみいただけるようにVR博物館として公開する。

国立科学博物館 地球館3F展示室「大地を駆ける生命」は、 多くの哺乳類の剥製が立ち並ぶ人気の展示だ。 その剥製の大半は、 ハワイの実業家、 故ワトソンT.ヨシモト氏(1909~2004)より寄贈された約400点の「ヨシモトコレクション」の一部となっている。 上野に展示されていない剥製は、 通常は国立科学博物館筑波地区標本収蔵庫に収蔵されていて非公開となっている。

このたび、 これらの非公開の剥製を自由に見学していただけるVR博物館が完成した。 このVR博物館は、 ヨシモト氏が1992年に開館した幻の私設博物館「WILDLIFE MUSEUM」をイメージしてVR空間に再現したものだ。

「THE WILDLIFE MUSEUM」は、 PCのWebブラウザまたはVRゴーグルで見ることができる。VR博物館の外観は、 1992年にヨシモト氏が私費を投じて開館した博物館「WILDLIFE MUSEUM」そのもののイメージを完全に再現した。

建物内部に入ると、 広大なバーチャル空間が開けていて、 剥製がたくさん並んでいる。広大なバーチャル空間に24体の動物剥製が展示されている。

VR展示なので、 実際の博物館の展示室では不可能なほど目前まで近寄って、 好きな角度から動物たちの体をじっくり観察できる。 3Dビュー+VR映像で、 好きなだけ自由にお楽しみいただくことができる。

今回、 公開する剥製は24体。これまで上野本館の常設展には展示されていない剥製がほとんどだ。今後、 順次、 新しい剥製を追加していく予定だ。

■THE WILDLIFE MUSEUMに展示する剥製
アイベックス、 アフリカスイギュウ、 アルガリ、 イボイノシシ、 オリビカラカル、 カンジキウサギ、 キルクディクディク、 サーバル、 サバンナダイカー、 ジェレヌク、 シタツンガ、 スナイロワラビー、 セグロジャッカル、 セスジダイカー、 ダマジカ、 ニルガイ、 ハーテビースト(全身、 頭部)、 ピューマ、 ブレスボック、 ヘラジカ、 モウコガゼル、 ヤギ(和名 50音順)


sub1

sub2

sub3

sub4

sub5


THE WILDLIFE MUSEUM

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

カルチャーに関連した記事を読む
シャボン玉石けんの調査で判明!正しく手洗いできてると自信のある人はたった12%、約6割が手洗い後の処置が間違っている
志村けんさん追悼企画でCS放送ファミリー劇場が『ドリフ大爆笑』『志村けんのバカ殿様』ほか名作コントを5月2日(土)に約8時間一挙放送!
長期化する「コロナ自粛」で温泉気分に浸りたいアナタに! バーチャル温泉動画の日替わり配信はいかが?
マスク転売ヤー撲滅!アイリスオーヤマが政府からの要請に対応して国産マスクの生産能力を1億5千万枚/月に増強
おやつカンパニーが生まれた時の体重と同じ重さのベビースターラーメンが当たる!“ドデカイ”感謝プレゼントキャンペーンを実施

国立科学博物館のひみつ 地球館探検編
成毛 眞
ブックマン社
2017-04-04


国立科学博物館のひみつ
折原 守
ブックマン社
2015-07-01