大塚家具の新宿ショールームに行ってみた

新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の会社ではテレワークや在宅勤務を導入している。自宅で仕事をする人の中には、ワーキング環境をより良いものに改善したいと考えている人もいるだろう。
筆者も仕事柄、自宅での作業も多いことからワークスペースを改善したいと考えているが、ワークチェアやデスクは日頃使うものであるだけに、やはり自分の目で確かめてから購入したいものだ。

大塚家具ではこうしたニーズにこたえるため、長時間の使用でも身体への負担の少ないワークチェアやデスクをはじめ、ワークスペースの快適な空間づくりを提案する「SOHO GALLERY」を一部の店舗で開設した。

さらに同社はヤマダ電機とのコラボレートにより、新宿、横浜みなとみらい、名古屋栄を中心に、有明、大阪南港、神戸、福岡の7店舗にて家電の展示販売を本格的に開始した。これにより、家具だけでなく、家電も含めたトータルなコーディネートが可能になる。

そこで今回は「SOHO GALLERY」があり、ヤマダ電機とのコラボレートも実施している「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」に行ってみた。

■JR新宿駅から徒歩3分のショールーム
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」は、JR新宿駅南口から徒歩3分ほどの場所にある。
外観は丸みを帯びており、百貨店のような印象を受けるビルだ。
今回取材する「SOHO GALLERY」は5階フロアにあり、仕事の時間を快適に過ごすために欠かせないワークチェアやデスクを多数取り揃えている。

新宿という場所柄、「SOHO GALLERY」を訪れるビジネスパーソンも多いという。
新型コロナウイルス感染症の影響により、テレワークで仕事をする人が増えてきたことから、そのような人への需要があるのだという。
また、ワークチェアやデスクを使っている人のなかでも、長年使っているうちに身体に不調を感じた人が、身体に負担のかからない高機能な商品を求めて店に立ち寄るそうだ。

「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」の外観。
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」の外観。「IDC OTSUKA×YAMADA」の看板が見える。


■有名ブランドのチェアやデスクが勢ぞろい
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」では、世界的家具ブランドのハーマン・ミラーで人気のアーロンチェアやセイルチェアをはじめ、オカムラ、エルゴヒューマン、イトーキ、ヘイワース、スティールケースなどの人気ブランドのワークチェアが所せましと陳列されていた。

こうしたワークチェアは高価であることから、通販だとなかなか購入しづらい。
しかし、「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」では実際に座り心地を試せるため、製品に納得してから購入ができる。

その場で違うメーカーの商品との比較ができる点も大きなメリットだ。
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」のような大きな店舗でなければ、いろいろなメーカーの製品を取り揃えることは難しいだろう。

「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」の「SOHO GALLERY」
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」の「SOHO GALLERY」。


デスクのコーナーでは、パソコンやプリンターなどが置かれているため、自宅での利用シーンをイメージしやすいのも有難い。展示してあるパソコンの周辺機器もデスクと一緒に購入できて便利だ。

デスクにパソコンやプリンターなどが置かれている。
デスクにパソコンやプリンターなどが置かれている。


スタッフがおすすめのワークチェアはフェローズ ジャパンの「Elea (エレア)」だ。
「Elea」は独自のサスペンデッド・シートを備えているのが大きな特徴で、シート部がハンモックのように揺れるため、身体と一緒にシートを動かせる。身体を動かしながら作業することにより、血行の促進や生活習慣病の予防にもなるという。

従来の一般的なワークチェアのように、自分が動くと、ワークチェアも動いてしまうことがない。
実際に腰かけてみると座り心地がよく、これなら長時間のデスクワークでも疲れないで済みそうだ。
またデザイン的にも美しいため、女性にも人気があるのだという。

フェローズ ジャパンの「Elea」。
フェローズ ジャパンの「Elea」。


ちなみに一番売れている商品は、ハーマン・ミラーのアーロンチェアだ。
アジア人の中には、かがみになる人も増えているという。加えて、パソコンを使うと、前傾姿勢になりやすい。
こうした人に向けて商品開発をしているというのだ。

ハーマン・ミラーの「アーロンチェア」。
ハーマン・ミラーの「アーロンチェア」。


「Holis(ホリス)」はカスタマイズが可能なデスクだ。幅は1200~1800mm、奥行きは650~750mm、いずれも50mm単位で細かく発注できる。いろいろな間取りの部屋があるため、こうしたデスクの需要は多いだろう。
4本の足になっているため、部屋に置いたときにあまり重たく感じない。配線溝もついており、電源コードなどが散らかってしまうこともない。

国内生産商品であり、有害物質を発生しないかチェックする厳しい試験をパスしているため、商品の安全性が非常に高いものとなっている。
スタッフによると、デスクは多機能なものに比べて、シンプルで無駄のない作りの商品に人気があるのだという。

「Holis」のデスクは50mm単位でカスタマイズできる。
「Holis」のデスクは50mm単位でカスタマイズできる。


オカムラの「スイフト 3S20VU」は昇降デスクだ。耐荷重は20kg前後あり、手元にあるスイッチで65cm~125cmまでデスクの高さを調整可能だ。
立ち上がったり座ったりを繰り返すことで、肥満や生活習慣病の予防、睡眠不足や倦怠感を防ぐことができるそうだ。
北欧では9割以上の会社で昇降デスクが普及しているというから驚きだ。
イマジネーションを必要とする人に向いているという。

実際にデスクの高さを調整してみると、非常に滑らかに上下に動いた。こちらもサイズオーダーもできるため、いろいろな生活シーンで使えそうだ。

オカムラの「スイフト 3S20VU」。
オカムラの「スイフト 3S20VU」。


■家具と家電で暮らしをイメージした展示
新宿、横浜みなとみらい、名古屋栄の3店舗では、家電をまとめて取り揃えたフロアもあるため、帰りがけに立ち寄ってみた。
家具やインテリアに家電をプラスすることで、暮らしをイメージした展示となっている。
テレビや冷蔵庫、スチームオーブンレンジにはサイズの大きな商品もあるため、こうした家電をあらかじめ設置してあるとイメージしやすいし、そのまま家電も購入することができる。

家具やインテリアに家電を置いている。
家具やインテリアに家電を置いている。


オフィスチェアとデスクを中心に紹介したが、いろいろなメーカーの商品を取り揃えて一度に見られる場所はなかなかない。
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」はJR新宿駅から近く、夜20時まで営業しているので、新宿に近い会社に勤務していれば、仕事帰りに行くこともできる。
インターネットの情報だけでわからないことは多いので、オフィスチェアやデスクの購入を考えている人は「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」に立ち寄ってみるとよいだろう。

●店舗情報
店舗名:IDC OTSUKA 新宿ショールーム
住所:東京都新宿区新宿3-33-1
電話番号:03-5379-4321
営業時間:10:30~20:00
定休日:無休(年末年始を除く
駐車場:MI新宿ビル南館駐車場(ショールームB2F〜B4F)/駐車可能台数:160台


大塚家具
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