生きることそのものの葛藤を描いた作品たち! 高橋慎太郎展「21才、生きていけ。」を開催【Art Gallery M84】

  • 2016-1-12
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高橋慎太郎「三人組」

歌舞伎座(東京・銀座)の真裏に佇むギャラリー「Art Gallery M84」は2016年2月1日(月)より高橋慎太郎展「21才、生きていけ。」を開催する。

■人生が描かれている
今回の作品展は、Art Gallery M84の第42回目の展示として実施する個展だ。
作品展「21才、生きていけ。」は、人の一生だったり、出会いだったり、別れだったり、苦しみだったりその作品には人生が描かれている。

中央の人が奥に向かっているのに対して、周囲の波に飲み込まれてゆく人々に混ざって、落ち着いて画面外側に指を差している人がいる。真理とは人によって違う方向に存在していることを表現している。この世に捧げる祈りのような絵。世界を湛える存在すると言う神秘に人が強い意志もって挑む作品である。

切実な時の流れの中で、ふと自分にとって何が大切なのかを。自分の存在を確かめるため、喉の奥に手を突っ込んで吐き気を催す。その時、4次元以外の未知なる方向からやってくる幽霊のようなぼんやりとした何かが身の回りを漂い始めることを表した絵。孤独や悲しみ、安堵や怒りが混在した作品もある。

宇宙の中にぽつんとひとりぼっちで丸くなって、絶望の淵で生きる希望を強い力で求めている絵など。自らの進むべき方向に対して、自問自答を繰り返し、好きなもの、感じたものを描く他に、世界と自分、自分を自分として成り立たせる存在等、この関係性を描いた高橋慎太郎氏の作品。彼の世界感、生きることそのものの葛藤を描いた約10点を展示する。

■高橋慎太郎氏の生い立ち
高橋慎太郎氏が少年期に懸念を感じた将来、その時期に自分の気持ちを詩にしたり、印象深い母との話を随筆にして新聞に投稿、それが毎回のように掲載され読者より「感動した」と言ったハガキが送られてきたり新聞の読者投稿欄で褒めてもらうことがあった。この事が、自分を表現する事で生き甲斐を取り戻せるのではと考え、文章に限らず、音楽や映画、絵画等に興味をもったと言う。

そして美術館に何度も足を運び、巨匠達の作品を見て、油絵の歴史を更新させる宿命を感じ、学生の頃に美術部だった母がいずれ使おうと買っていた未使用の油彩道具を譲ってもらった。デカルト、ニーチェ、ハイデッガー、サルトル、キルケゴールらの哲学書を読み、ピカソ美術館、ミロ美術館、ガウディ建築等を見学、そして武蔵野美術大学出身で絵画教室の講師を務める現代美術家の杉本行治に師事して油彩画を描く。

■恩師からの一言
高橋氏の作品は、不安、孤独といった重いテーマを扱っているが、その作風は青を基調に鮮烈な色彩が響き合い強い存在感を放っている。若干21歳にして創作に少しのブレも感じさせない強い意志をもっている彼の、今後の活動に注目していきたい。

現代美術家 杉本行治

■作家からの一言
上手く行っているのか?いないのか?上手く行っているとしたら、どの方向に向かっているのだろう。上手く行っていないのなら、どうゆう方向に舵を切ってしまったのだろう。重要と思える事を信じると同様に、その事を疑うことも必要だ。信じる事と疑う事は、共に凝視する事が大切である。この凝視する姿勢こそ、大切に持ち続ける必要があると思う。

哲学と科学の求める光が同じ方向を向いている場合に、我々の意志を突き動かす力とは何か?科学を芸術で、芸術を科学で理解し合うのに必要な鍵。それは、存在そのものに捧げる祈りにも似た愛である。大切なものを想う強い気持ちによって、作品に意味や価値を与える事が出来ると考える。

青色は、いつも寂しい気持ちを満たしてくれる。今の時代、絵画に求められている色があるとすれば、闇の手前でぼんやり光る青い色だと想う。光る青色に見入りながら愛すべき人の事を考える。そして、家族・友人・知人に、出会ってくれて「ありがとう」と言う気持ちになる。優しくしてくれた人に祈りを捧げながら筆を振る。青には、若いぼくの普遍的な愛が込められている。

画家 高橋慎太郎

■高橋慎太郎氏の略歴
1994年 愛媛県宇和島市出身
2011年 美術館に何度も足を運ぶ。巨匠達の作品が油絵の歴史を更新させる宿命を感じる。
2012年 日本大学文理学部中退。その後、デカルト、ニーチェ、ハイデッガー、サルトル、キルケゴールらの哲学書を読む。特に、ハイデッガーの「存在と時間」に感銘。
2013年 ピカソ美術館、ミロ美術館、ガウディ建築等を見学
2014年 アートスクール セント・ギャラリーに入会(千歳烏山)/杉本行治を師事
2015年「個展」Daredevil(東京・高円寺)
東京都在住。Facebook https://www.facebook.com/shintaro.takahashi.547?fref=ts

Art Gallery M84は「アートを展示する場、鑑賞する場、購入する場」としてだけではなく、その先にある「アートを楽しみ、アートを通じて自己表現をしたい人々が気軽に集える場所」である。

ギャラリーオーナーいわく「アートをもっと身近に感じてもらうため、アートを観る楽しみ、作る楽しみ、作家と作家、作家とファン、ファン同士がつながって、アートの可能性を 広げていけるような拠点を目指している」そうである。

■作品展概要
名  称 : 高橋慎太郎展「21才、生きていけ。」
作 品 数 : 約10点(予定)
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2016年2月1日(月)~2016年2月6日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中の休館無し
入 場 料:無料

高橋慎太郎展「21才、生きていけ。」
Art Gallery M84

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湯沢 英治
Art Gallery M84
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