デジカメの選択ポイント!画素数が同じならセンサーサイズの大きさに注目せよ【デジ通】

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スマートフォンのカメラ機能が年々向上してきている。特に顕著なのが画質を決める最大の要素である、撮像素子(イメージセンサー)のサイズがコンデジと同レベルになりつつあるようだ。例えばコンデジのセンサーサイズは1/2.3インチが多いが、これと同じサイズのセンサーを搭載するスマートフォンも登場している。

いまのように1000万画素を余裕で超える画素数になってしまうと、画素数だけで画質の優劣を決めるのが難しくなってきた。原点回帰ではないが200万画素くらいの時代、同じ200万画素でもセンサーサイズが1/1.8インチと1/2インチのデジカメがあった場合、当時は4:3だったので1/1.8インチは7.18mm x 5.32mm、1/2インチは6.4mm x 4.8mmとセンサーのサイズに違いがあった。

同じ200万画素であっても大きめの1/1.8インチのほうが光を多く受けられるので全体的に画質が良くなる。そのため大きめのイメージセンサーを持つ製品を選択するのが基本であった。しかし、高画質化の波が来て300万画素、500万画素、800万画素、そして1000万画素超とデジカメのセンサーの画素数は急激に向上してしまった。

そのため画素数が多いほうが画質が良いという風潮に変化し、デジカメの選択基準は画素数をメインにしてきたという背景がある。しかし、コンデジは画素向上の波が落ち着いたようで、こうなると昔の基準であったセンサーサイズの重要性に注目が集まるようになった。歴史は繰り返すというが、これがまさにそうだ。

■コンデジとスマホで同じセンサーサイズならスマホでいい?
10倍以上の光学ズームなどを持たないスマートフォンは、基本的にはパンフォーカスだ。そのためスマホ用のズームレンズなどが販売されている。こうしたレンズと組み合わせることで、スマホでもコンデジに匹敵するような写真が撮れるようになってきた。つまり、スマホがあれば、レンズ系のアクセサリーを買ったほうが、高価なコンデジを買うよりも安く、それなりの写真を撮影できる環境が整う時代になったと言える。

そんな状況だからこそコンデジがスマホのデジカメ機能を凌駕するポイントとして、大きめのセンサーサイズに注目する必要がある。現在、コンデジを買うなら、デジカメにしかできない、デジカメならではの機能、そしてスマホでは真似できない大判のセンサーを搭載しているといったポイントをチェックして選ぶのがよいだろう。

センサーサイズが大きなスマートフォンは、1/2.3インチ(約5.9mm×4.4mm)のセンサーの採用が始まっている。このセンサーは、一般的なコンデジと同サイズだ。その一方で3倍から5倍程度の光学ズームのデジカメを中心に、1/2.3インチより大きなセンサーサイズを採用するハイエンドデジカメが各社から登場している。ハイエンドコンデジで使われるのは、1/1.7インチ(約7.6mm×5.7mm)のセンサーで、最近では光学10倍ズーム機能を採用したカメラにも搭載されるようになってきている。

さらに、大きなセンサーの1インチ(約13.2mm×8.8mm)を採用したコンデジや本体サイズも大きくなるがデジタル一眼レフと同等サイズのセンサーを搭載した製品も各社から登場してきている。これらの大判センサーを搭載するデジカメの画質は、はっきりわかるほどスマホのカメラ機能を凌駕する画質を達成している。特に高解像度ディスプレイに表示させたときに顕著になる。スマホがこうした大判センサーを搭載してくるのはまだ先のことだろう。このようにこれからコンデジを購入するのであればセンサーサイズに注目して選ぶようにすることをおススメしたい。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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