フォルダを開いたりファイルを実行する場合、通常は対象のアイコンにマウスカーソルを重ねてダブルクリックするが、ツールバーのクイック起動アイコンのように、シングルクリックで開いたり、起動できたりしたほうが使いやすいという人もいるはず。シングルクリックやダブルクリックなどの設定は[フォルダのオプション]から行える。



また、フォルダを開いた際の同一ウィンドウ、別ウィンドウ表示の設定も[フォルダのオプション]で変更できる。直前に表示したフォルダの中身も見ながら、クリックしたあとのサブフォルダの中身も参照したいという人は、知っておくと便利だ。




■知っ得 No.0043 シングルクリックでファイルを起動

通常、フォルダを開いたりファイルを起動したりする際、ダブルクリックで実行するが、これを1回押すだけのシングルクリックで実行できるようにすると操作がかなり早くなる。



目的のフォルダやファイルを1回選択すれば目的の内容が実行されるというように、1回クリックするだけで素早い操作がしたい人にお勧めだ。少ないステップで操作できるので、慣れてしまえばとても便利なのだ。



コントロールパネルから、[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリックする(画面1)。[全般]タブにある[クリック方法]の項目で[ポイントして選択し、シングルクリックで開く]を選択し、[OK]をクリックする(画面2)。

画面1[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリック画面2[ポイントして選択し、シングルクリックで開く]を選択
画面1[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリック画面2[ポイントして選択し、シングルクリックで開く]を選択

開きたいフォルダをシングルクリックする(画面3)。シングルクリックしたフォルダが開く(画面4)。

画面3 開きたいフォルダをシングルクリック画面4 シングルクリックしたフォルダが開く
画面3 開きたいフォルダをシングルクリック画面4 シングルクリックしたフォルダが開く

「シングルクリックに設定するとクリックで起動してしまうので、アイコンを選択したい場合はどうするの?」 と疑問をお持ちのかたもいるだろう。シングルクリックに設定しているときのアイコンの選択は、対象のアイコンにマウスカーソルを少しの時間重ねるだけで自動的に選択された状態になる。





■知っ得 No.0044 フォルダを別のウィンドウで開きたい

フォルダの中にあるサブフォルダを開く際、初期設定では同じウィンドウで表示が切り替わるようになっている。写真が入っているフォルダが複数ある場合、それぞれのフォルダを別々に開いて参照したいときがあるはず。このようなシーンが多いユーザーは、フォルダを別ウィンドウで開くように設定すると、フォルダの中身が参照しやすくなる。



コントロールパネルから、[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリックする(画面5)。

[全般]タブにある[フォルダの参照]の項目で[フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る]を選択し、[OK]をクリックする(画面6)。

画面5[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリック画面6[フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る]を選択
画面5[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]をクリック画面6[フォルダを開くたびに新しいウィンドウを作る]を選択

ウィンドウ内に表示されているサブフォルダをクリックする(画面7)。対象のサブフォルダが、別のウィンドウが起動して表示される(画面8)。

画面7 サブフォルダをクリック画面8 別のウィンドウが起動
画面7 サブフォルダをクリック画面8 別のウィンドウが起動

別のウィンドウで開くように設定した場合、[戻る]ボタンでは1つ前のウィンドウに戻れない。1つ前のウィンドウに戻りたいときは、[上へ]ボタンを押すとよい。そのウィンドウが開いている場合は最前面に、閉じられている場合は別のウィンドウが起動して表示される。



以上のように、[フォルダのオプション]を変更すれば、自分の好みに合わせてフォルダの操作がカスタマイズできるのだ。





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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)

制作編集:エヌプラス

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