パソコン利用者なら、インターネットのWebサイトを閲覧するのはもはや日常的なこと。そして閲覧のブラウザとして多くのユーザーに使われているのが、Internet Explorerだ。毎日のように使っているブラウザだからこそ、いつでも自分の使いやすいようにカスタマイズしておきたいもの。なかでも、Internet Explorerのウィンドウの大きさは、パソコン起動後にネットサーフィンをすぐ行う人にとっては気になる点だろう。いつも画面いっぱいに表示させて閲覧したいのに、やけにウィンドウが小さかったりすると、いちいち最大化させなければいけなかったりして、面倒に感じるはずだ。



ウィンドウが小さいままInternet Explorerが起動するのは、前回閉じたときと同じサイズで起動するというInternet Explorerの設定のせい。そこで今回は、Internet Explorerをいつも画面いっぱいにして使いたいという人にお勧めの技を紹介しよう。


■知っ得 No.0014 Internet Explorerを起動した時はいつも全画面の状態で表示したい



Internet Explorerを開いたときに表示されるウィンドウのサイズは、デフォルトの設定では、前回閉じた時のウィンドウサイズを記憶して次回の起動時にも同じサイズで起動するようになっている。起動したときのウィンドウサイズは、前回終了したしきのサイズ次第なので、使用状況によっては毎回サイズが異なってInternet Explorerが起動される。最大サイズの愛用者なら、そのたびにサイズ変更するのは煩わしいと感じるだろう。



そこで以下の設定を行ってみよう。すると、Internet Explorerのウィンドウが、常に[最大化]の状態で起動するはずだ。毎回ブラウザ起動時に最大ウィンドウで閲覧したい人は、ぜひ試してみてほしい。



[スタート]→[すべてのプログラム]を表示し、[Internet Explorer]の項目を右クリックして[プロパティ]を選択する(画面1)。[ショートカット]タブから、[実行時の大きさ]の項目の[∨]をクリックし[最大化]を選択する(画面2)。

画面1[スタート]→[すべてのプログラム]を表示し、[Internet Explorer]の項目を右クリックして[プロパティ]を選択する画面2[ショートカット]タブから、[実行時の大きさ]の項目の[∨]をクリックし[最大化]を選択する
画面1[スタート]→[すべてのプログラム]を表示し、[Internet Explorer]の項目を右クリックして[プロパティ]を選択する画面2[ショートカット]タブから、[実行時の大きさ]の項目の[∨]をクリックし[最大化]を選択する

[OK]をクリックする(画面3)。Internet Explorerを開くと最大化の状態で起動する(画面4)。

画面3[OK]をクリックする画面4 最大化の状態で起動する
画面3[OK]をクリックする画面4 最大化の状態で起動する

なお、Internet Explorerは通常のウィンドウサイズで閉じたときにまれに正しく記憶しないことはあるものの、基本的には前回閉じたサイズで次回開くようになっている。「通常のウィンドウサイズ」の設定のままでも、閉じるときに最大化の状態で閉じるように心掛ければ、次回もそのサイズで表示する。起動したときのサイズが常に「最大化」に固定されるのはちょっと…という場合は、閉じるときのサイズをいつも心掛けてInternet Explorerのウィンドウを閉じるように癖をつけるのもいいだろう。



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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)

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