秋葉原の土産物と言えば「おでん缶」が最もポピュラーですが、現地では他にもユニークな品物をいろいろ見つけることができます。アキバ系にとっては、ジャンクパーツやファミコンソフトなども立派な土産物ですが、今回はもう少し一般向けの、おでん缶に代表される食べ物系の土産物をいくつかご紹介してみます(やや甘味菓子多め)。



なお、ここに書いてあることは私個人の感想ですので、あくまで参考としてお読みください。今年ももうすぐ終わりですし、帰省のさいの話のネタになればと思う次第であります。




●『メイドイン東京 チョコクランチ いちご&ばなな』

価格:630円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★☆☆> ~アキバ系なら堂々とレジに持って行くべし~

イラストでメイドが勧めているのはケーキだが……、無問題。お菓子はけっこう硬くて歯ごたえがある。味はまあまあ。




●『メイドイン東京 チーズケーキ』

価格:630円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★★☆> ~「萌える東京土産」シリーズの最高峰~

JR東京駅でも売っている萌え土産の定番商品。飛び出す絵本形式でメイド喫茶が飛び出す仕掛けがグッジョブ。中身は甘さ控えめのチーズケーキ。紅茶と一緒にいただきたい。




●『MAID PUDDING』

価格:525円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★★☆> ~ハードル高めの絵でアキバ系をアピール~

この絵を素直に可愛いと思えれば一人前のアキバ系(多分)。これは2個入り。他に4個入りのバージョンもある。メイドシール付き。プリンは常温でも美味しく食べられる。




●『MAID COOKIE』

価格:630円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★★★> ~満点&私的NO.1。迷わず買えよ、買えばわかるさ~

素晴らしすぎるパッケージデザイン。とりあえず萌えとけ!中身もやたらと癒される。バタークッキーのお味も美味なり。




●『こちら葛飾区亀有公園前派出所 東京限定人形焼』

価格:630円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★☆☆> ~こち亀キャラが人形焼として土産物化~

浅草っぽいが、こち亀はアキバネタも多いのでまあアリかと。紙製組み立てヒコーキのオマケ付き。味は黒こし餡で甘さ控えめ。


顔の種類は4人分。両さんと麗子の顔の大きさが全然違う(笑)。




●『こちら葛飾区亀有公園前派出所 東京限定人形焼 麗子オススメカスタード』

価格:420円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★★☆☆> ~ちょっぴり洋風なカスタード味の別バージョン~

こちらは2頭身でデフォルメ。味は可もなく不可もない無難な出来。




●『キン肉マン 特盛ポテトチップス 牛丼風味』

価格:630円(税込)、販売:(株)大藤



<オススメ度★★☆☆☆> ~箱は大きくてインパクト大だが、味が今ひとつ~

箱はタテ28.5cm×ヨコ19cmのビッグサイズ。まさに特盛。牛丼のはずが、単なる塩味にしか感じられない味付けが難点。




もうお気づきかと思いますが、ここまで全て「(株)大藤」の製品となっています。メーカー指定で購入したわけでもないのに、何この大藤祭り。どうやらアキバっぽい土産物は、(株)大藤の独壇場になっている模様。ノウハウを持っているだけあって、どの製品も一定水準を保ってますが、キン肉マンポテトチップスがどう味わっても牛丼味に思えなかったのは問題ありかと(味自体は悪くないんですが)。



さて、次のページは(株)大藤以外のメーカーから発売されているお土産品をご紹介していきましょう。



●『元祖秋葉原名物 TORAYAKI!』

価格:880円(税込)、販売:(株)虎の穴



<オススメ度★★★☆☆> ~とらのあなの虎焼はアキバ土産の定番~

この箱は今年の夏Ver. 。箱のデザインは時々変更される。つぶ餡の風味が生きていて美味。日本茶に良く合う一品だ。




●『秋葉原限定 ベイクショコラサブレ』

価格:800円(税込)、販売:(株)ブロッコリー



<オススメ度★★★☆☆> ~ひと目で秋葉原土産とわかるストレートな箱絵~

トレーディングフィギュアが入っているところがアキバチック。ココア風味なクッキーの味は及第点。フィギュアはクリアなでじこ。




『ウドの缶コーヒー(1BOX・6本入り)』

価格:960円(税込)、販売:(株)壽屋



<オススメ度★★★★☆> ~ボトムズ野郎なら毎日飲みたい至高の逸品~

限りなくブラックに近い極微糖。苦くて旨い、戦う男の燃料だ。




●『一億円焼かま』

価格:380円(税込)、販売:よっちゃん食品工業(株)



<オススメ度★★★★☆> ~老舗キャラが超ビッグサイズで迫る!~

タテ29cm×ヨコ54cm。ちなみに一万円札はタテ7.6cm×ヨコ16cm。比較として置いたSuicaの小さいこと……。味はピリカラで美味。




中身はこんな感じ。なんかケモノの皮のようにも見える。




基本的に秋葉原土産は、買う人の事情によってベストな選択は全く違ってくるものです。本人がアキバっぽいと思えばそれが秋葉原を象徴するものになるのですから、あまり悩まずに、直感で気に入ったモノを買うのがいいでしょう。あえて地雷を踏むのもアリだと思いますので、チャレンジ精神を忘れずに!



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レッド中尉(れっど・ちゅうい)

プロフィール:東京都在住。アニメ・漫画・アイドル等のアキバ系ネタが大好物な特殊ライター。企画編集の仕事もしている。秋葉原・神保町・新宿・池袋あたりに出没してグッズを買い漁るのが趣味。


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