学研の「メタルキット」は、昆虫の組み立て式金属製フィギア。以前にも「メタルカマキリ」を紹介したが、今回は、最新作である「アトラスオオカブト」(以下、メタルオオカブト)と制作を紹介しよう。


■大人も満足できる質感のメタルキット

学研が販売する「メタルキット」は、昆虫を再現した金属製のフィギア。一部のパーツは、手で折り曲げられるほどやわらかいアルミ板を使用しているので、昆虫らしい丸みまでつけることができる。



今回紹介する「メタルオオカブト」は、同シリーズの最新作で、インドネシアなどの熱帯アジア地域に生息するカブトムシだ。ほかの昆虫と同様に、工具やサンドペーパーがパーツと一緒に梱包されているので、工具を用意しなくても制作できる。

「メタルオオカブト」の中身「メタルオオカブト」の化粧箱
「メタルオオカブト」の中身「メタルオオカブト」の化粧箱

■メタルオオカブトを作ってみよう

早速、「メタルオオカブト」を作ってみよう。ほかのメタルキットに比べると、部品点数は若干多いが、難しい作業はないので、ゆっくり組み立てても1時間ぐらいで完成できるはずだ。最初に足を組み立てたら、その足に胴体を合体させよう。

足を組み立てる足と胴体を組み立てる
足を組み立てる足と胴体を組み立てる

2枚の羽根を組み合わせたら、先に作った足つきの胴体に合体させる。あとは、ツノと頭部を組み立て、頭部を胴体に取り付ければ、「メタルオオカブト」の完成だ。

羽根を組み立て、胴体に合体させるツノと頭部を組み立て、胴体に合体させて完成
羽根を組み立て、胴体に合体させるツノと頭部を組み立て、胴体に合体させて完成

上手に組み立てるコツは、ひとつひとつのパーツを丁寧に組み合わせることだ。とくに胴体と足とを合体させる際は、胴体を少し強めに押し込まないと完成後のフォルムをシッカリと保つことができない。羽根や頭部に丸みをつけるときには付属の工具を使用するが、そのまま加工すると、プレート表面にキズがついてしまうので、綺麗な表面に完成させたければ、紙(メモ用紙)などを挟んで丸みをつける作業するとよいだろう。



■メタルオオカブトで遊んでみよう

「メタルオオカブト」は、体長約10cm。アタマやツノ、羽根、足を動かすことができる。今までのメタルキットの昆虫と同様に、街路樹などにとまらせてみると、今にも動き出しそうな感覚を持つから不思議だ。

木にとまっている「メタルオオカブト」今にも飛び立ちそうな「メタルオオカブト」
木にとまっている「メタルオオカブト」今にも飛び立ちそうな「メタルオオカブト」

「メタルオオカブト」のツノをよく見ると、3つの独立したツノが交差しているのがわかる。このツノを使って、ほかのメタル昆虫を突き飛ばしたり、挟んだりすることができる。

「メタルオオカブト」のツノを拡大植木に潜む「メタルオオカブト」
「メタルオオカブト」のツノを拡大植木に潜む「メタルオオカブト」

「メタルオオカブト」は、見ためもリアルな作りなので、机の上に置いておくだけでも、その迫力を十分に味わえる。大人が鑑賞しての十分に満足できるオシャレなグッズと言えるだろう。



写真:写真一覧



製品名:メタルキット アトラスオオカブト

実売価格:1,050円(税込み)



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メタルキットシリーズ

学習研究社



編集部:関口 哲司

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