秋葉原は、世界的な電気街であるとともにサブカルチャーの情報発信地としてすでに観光地化されている。訪れる人も、国内のみならず海外からも非常に多くなっている。アキバ自体の広さは、たかが知れているが、そこのひしめくショップは、まさに星の数ほどある。



初めてアキバに訪れた人が、くまなくアキバを堪能できるかというと、はなはだ疑問だ。なかには行きたいお店が見つからずに迷ってしまう人もいるだろう。



そんなアキバ初心者の強い味方となってくれるのが、アキバガイド.ドットコムが運営する"秋葉原無料案内所"だ。


■メイドさんはアキバの達人?

秋葉原無料案内所は、JR秋葉原駅電気街口を左手に降りて中央通りに向かった"ゲーマーズ"の1階の店頭にある。営業時間は、12時~17時。アキバに詳しいメイドさんが知りたい情報をその場で教えてくれる有り難いサービスだ。利用料金は、なんと無料。

ご主人様に笑顔で接しているメイドさんゲーマーズ1階の
ご主人様に笑顔で接しているメイドさんゲーマーズ1階の「秋葉無料案内所」

秋葉原無料案内所は、2006年1月25日にオープン。アキバは特定の人が集まる街であったが、2005年夏に「ヨドバシカメラ・マルチメディア Akiba」が開店して以降、つくばエクスプレスの開通、イベントスペースを提供する「秋葉原UDXビル」のオープンにより、一般の人も感心をもつカルチャースポットとなっている。アキバガイド.ドットコムでは、テレビドラマ「電車男」の放送などもあり、今後はアキバへの"一般の人"の来訪が増えるだろうということで、アキバの案内所や地図サービスを提供しようと考えたそうだ。

案内所の前に設置された大きな「秋葉マップ」案内所に置かれているパンフレット
案内所の前に設置された大きな「秋葉マップ」案内所に置かれているパンフレット

当初、案内所の候補地はいくつかあったそうだが、"駅から近い"ことを第一条件で、ゲーマーズに相談したところ、快く場所を提供いただけたことから、現在の場所に決定した。案内所をオープンした当初は、初めてアキバを訪れる人や、2回目、3回目のアキバ初心者が多かったが、最近では案内所の認知が高まったことから、昔からアキバを利用していそうな人からも「こういう部品を売っている場所を知らないか?」などといった問い合わせも寄せられているという。



■"秋葉原無料案内所"はどうやって運営されているか?

秋葉原無料案内所は、名前からもわかるとおり利用料は無料だ。では、どういうビジネスモデルで展開しているのだろうか? 伺ってみた。

運営の経費は、アキバガイド.ドットコムが毎月発行する「秋葉マップ」に掲載する広告料でまかなっているという。マップも無料でアキバにて配布されている。



「秋葉マップ」は、表面には秋葉原の主要な約900店舗の場所が表記された地図で、裏面は50音順に店舗を探せる早見表になっている。1階で営業している店舗であれば、ほぼ100%の店舗が掲載されているというから驚きだ。一ヶ月の発行部数は3万部。秋葉原無料案内所や駅で1日平均1,000枚が配布されている。

アキバガイド.ドットコムの秋葉マップ(表面)アキバガイド.ドットコムの秋葉マップ(裏面)
アキバガイド.ドットコムの秋葉マップ(表面)アキバガイド.ドットコムの秋葉マップ(裏面)

初めて秋葉原を訪れる人は"、まずメイドさんがやさしく応対してくれる"秋葉原無料案内所"で、アキバ気分を満喫してみてはいかがだろうか? きっと、アキバ探訪が楽しくなるだろう。



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編集部:関口 哲司

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