SSDを搭載した「VSPEC」のオリジナルパソコン


Windows 7の発売以降、パソコン業界の活性化には目覚ましいものがある。
家電量販店やパソコンショップには、ネットブックからテレビ一体型パソコンまで多種多様なパソコンが販売されている。それだけユーザーのニーズも多様化しているということのあらわれだろう。

こうした既製品パソコンに対し、根強い人気を誇っているショップ系ブランドのパソコンは、家電量販店などでは購入することができない自分だけの高性能なオリジナルパソコンを入手できるところが魅力だ。最新技術を搭載した最新PCパーツを組み込んだ高性能なパソコンは、家電量販店ではなかなか入手できないものだが、ショップ系ブランド製品なら最新の高性能なパソコンを入手することができる。

今回から、パソコンショップとしては老舗の「VSPEC」の協力のもと、最新トレンドのショップ系ブランドパソコンの魅力に迫ってみよう。

■高速化こそ命! SSDでパソコンを高速化
ショップブランド系パソコンの魅力は、やはり性能=スピードだ。高速化にはいろいろあるが、最近人気なのがドライブによる高速化だ。

今あるパソコンのスペックを調べてみて欲しい。おそらく記憶メディアにはハードディスクが搭載していることだろう。このハードディスクをSSD(ソリッドステートドライブ)に交換するだけで、今のパソコンが大幅に高速化されるのだ。

ハードディスクはデータを磁気デイスクに記憶しているのに対し、SSDはフラッシュメモリーに記録するため、 ハードディスクよりもデータの読み書きが速いのだ。あくまでひとつの目安だが、ハードディスクをSSDに変更するだけで、約2倍も高速化される。
ハードディスクとSSDの速度比較

パソコン環境
CPU:Core i7 920
メモリー:DDR3-1333 3GB
チップセット:X58 チップセット
ストレージ:ハードディスク 250GB SATA300 7200(HDT721025SLA380)/ SSD Intel X25M 80GB

■SSD専用ソフトでさらに高速化
SSDを搭載したパソコンは、「SSD革命」などのSSD専用ソフトを使うことで、さらなる高速化を実現できる。
「SSD革命」を使用すると、システムドライブへの書き込みをアクセスが速いメモリー上に作成した領域に書き込むことを可能とする。こうしてパソコンの処理能力を高速化させることができるのだ。

SSDはハードディスクに比べて故障率が低く、耐衝撃性に優れてはいるが、書き込み回数には制限があり、SSDであっても破損はある。しかし、「SSD革命」を使用することで、SSDの寿命をも延ばすことができるというわけだ。

ベンチマークの結果を見れば明らかだが、「SSD革命」の導入後は、導入前に比べて12倍以上も高速化されている。
SSD革命を導入する前と導入した後の速度比較

今回は、Windows 7 32ビット版を搭載したオリジナルパソコンを使用したが、さらなる高速化を図りたければ、64ビット版のパソコンを使用すればよいだろう。

64bit環境は、まだ非対応のツールや周辺機器も多いため、32bit版よりも難易度は高い。しかし、より高速化を求めるなら「VSPEC」のようなエキスパートの店員が揃っている店舗に相談しながら取り組むとよいだろう。

■オリジナルパソコンの老舗「VSPEC」
最強のカスタマイズとサポートを提供するパソコンショップ。コンセプトは「Give You Real Permission(一人一人に夢と理想を)」。夢と希望のあるプロダクツクオリティとサービスおよびシステムを提供し続けている。

「Windows 7 最速SSDモデル」製品情報
VSPEC

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