日本ギガバイトは2010年3月27日、都内 カフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店において、一般のパソコンユーザー向けのイベント「ギガバイト 2010製品発表会」を開催した。
グラフィックスも高速!ギガバイト、日本未発表の高性能ノートPCを披露

今回のイベントは、同社の高性能ノートPCや最新マザーボートを展示し、アピールするというものだ。今回の話題は日本未発表のノートパソコン「T1000」と「M1405」、そして来場者の熱い注目を浴びていたCAL930さん(キャル930)による、究極のオーバークロックチャレンジだ。

■来場者と一体に!オーバークロック世界一への道のり
CAL930さんといえば、オーバークロックの世界では、知る人ぞ知る神様のような存在だ。
ごく最近でも、下記のような輝かしい経歴がある。
・GIGABYTE P55 オーバークロック大会 2位
・GOOC 2008 日本大会 優勝
・GOOC 2007 日本大会 第2位

今回は、日本ギガバイトのイベントということもあり、下記のOCシステムでオーバークロック世界一に挑戦した。
マザーボード:GIGABYTE GA-P55A-UD6
ビデオカード:GIGABYTE GV-R587D5-1GD-B

CAL930さんの世界一への挑戦が始まると、会場の奥に設置された特設ステージは、たちどころに黒山の人だかりとなった。CAL930さんは液体窒素による究極のオーバークロックで、世界記録への挑戦だ。

液体窒素は、-196度で沸騰して気化する際、まわりの熱を奪うので、水の凝固点を遙かに下回る低温を維持することができる。通常、オーバークロックを行うと、プロセッサーが高温となり動作停止となるが、液体窒素で冷やすことにより、プロセッサーを正常に動かそうというわけだ。
液体窒素で強制冷却して、オーバークロック世界一に挑戦しているところ

オーバークロックの大会では、プロセッサーやマザーボード、ビデオカードなどの耐久性をあらかじめ試してみたりするなど準備が必要となる。しかし、今回のイベントでは使用パーツの耐久性が不明なうえ、現場でオーバークロック用に改造するなど、ブッツケ本番という挑戦だ。

CAL930さんは、-150度くらいからオーバークロックに挑戦しようとしたが、-145度で安定して動作しないことから、-140度前後でオーバークロック世界一に挑戦することになった。ビデオカード「HD5870」の2枚挿しで数回、3DMARK03/05を走らせ、なかなか良い感じでベンチマークが通ることを確認したのち、手持ちで持ち込んだ改造済の「HD5870」を投入し、いよいよオーバークロック世界一に挑戦することになった。

しかし、ここからが熾烈を極めた。ビデオカードは、クロックを下げないと安定して動作しないうえに、2枚挿しなので、どちらのカードが足を引っ張っているのかがわからない状態なのだ。ビデオカードとプロセッサーの両方を冷却することは困難なので、プロセッサーのみに冷却を集中させ、オーバークロック世界記録への挑戦は続けられた。

ベンチマークが止まる箇所は、必ずと言ってよいほど艦長が画面に現れる箇所だ。そこでベンチが止まると「うあああああああああ」、そこを止まらずに通過すると拍手とともに「おおおおおおおおおっ」という雄叫びが会場にこだました。クロックアップするにつれ、CAL930さんと来場者の一体感が高まっていった。

ハードウェア的な制限に加え、時間的制限もあり、CAL930さんが100%の実力を出しきれたとは言い難いが、最終的にHWBOTの2GPU Rankで世界22位相当という結果をはじき出した。

記録だけを見ると残念な結果に思えるかもしれないが、それでもCAL930さんと来場者が一体となってオーバークロックに挑戦できたことで、イベントとしては大成功だったと言えるだろう。

「ギガバイト 2010製品発表会」
日本ギガバイト

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