パナソニックグループは2010年5月31日、東京ミッドタウン ホールAにおいて、報道関係者向けに「パナソニック 太陽光発電システム プレスレセプション」を開催した。

省エネや温暖化問題が叫ばれている昨今、太陽電池は環境にやさしいエネルギーとして家庭でも注目され始めている。

そうした背景を踏まえ、同グループは三洋電機のグループ化後、初のコラボ商品となる「住宅用太陽光発電システムHIT215シリーズ」を7月1日より発売し、グループ総力を結集して太陽電池事業に本格参入すると発表した。

■国内トップシェアを目指す - 坂本副社長
パナソニック株式会社 代表取締役 副社長 坂本俊弘氏は、「屋根面積の小さい日本の住宅では、最適のものである」と、太陽光発電モジュール「HIT215」が如何に効率的なモジュールであるかを強調した。
パナソニック株式会社 代表取締役 副社長 坂本俊弘氏

パナソニックは2008年12月の三洋電気との資本・業務提携発表後、コラボレーション委員会を発足し、グループシナジーの最大化に向けた検討を、適用法令の範囲内で進めてきた。

さらに、2009年12月21日に正式に三洋電機がグループ化して以降は、27のサブワーキングにおいて本格的な検討を重ね、今回、コラボ成果の第1弾商品として、世界最高水準の変換効率を誇る太陽光発電モジュール「HIT215」を搭載した「住宅用太陽光発電システム HIT215シリーズ」を投入する。

坂本副社長の話によると、パナソニックは、三洋電機の太陽光発電モジュールと、パナソニックのエネルギーマネージメント技術、建材・電材技術を掛け合わせ、さらに家電・電材・住建の各販売ルートを徹底活用することで、パナソニックグループの総合力を最大限に発揮し、急拡大する太陽光発電市場での飛躍的な事業成長を図り、2010年に国内トップシェア35%以上を目標とし、市場におけるトップメーカーとしての地位を確立する。
太陽光発電モジュール「HIT215」

パナソニックグループは、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」各機器の商品力と、機器をつなぐことで生み出すシステムとしての価値提案力、そしてグローバルな販売力を徹底強化し、グループのフラグシップ事業としてのエナジーシステム事業を加速していくという。

創業100周年ビジョンである「エレクトロニクスNo.1の『環境革命新企業』の実現に向け、パナソニックグループ全体で、「環境貢献と事業成長の一体化」を図り、「成長へのパラダイム転換」と「環境革新企業としての基盤づくり」を通して、「成長力溢れるパナソニックグループ」を目指していくとしている。

パナソニック

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