ビデオカメラ市場において、さまざまな機種が開発される中、ビデオカメラは家族の思い出を残すツールとして定着してきた。夏休みの家族旅行に向けて、ビデオカメラの購入を検討している人も多いだろう。

パナソニックは、デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品として、「HDC-TM35」を7月1日より発売すると発表した。
価格は、オープンプライス。ボディカラーは、ピュアホワイト/モードバイオレット/クラシックゴールド/シャイニーグレーの4色。

■フルハイビジョンムービーで世界最軽量を実現
パナソニックは、家庭内のモノの購入・決定などに女性が大きな影響を持ってきている昨今の環境を踏まえ、ファミリーで使うビデオカメラでありながら、女性= ママに支持されるビデオカメラの商品企画をスタートさせた。これはビデオカメラのマーケティングに取り組む女性メンバーによるプロジェクトチームを発足。ビデオカメラの本質機能に加え、デザイン・操作性・アクセサリーグッズなど、女性に支持されるマーケティングに取り組んでいる。今回発表された「TM35」は、その第1弾として発売される。

「TM35」は、ボディは手軽に持ち運べることを重視し、フルハイビジョンビデオカメラで世界最軽量の185gを実現した。さらに小さいだけでなく、持ちやすさや操作のしやすさを追求し、女性視点でこだわった凹凸の少ないラウンドフォルムを採用している。

ボディーカラーは、多様な志向を持つ女性を意識し、ピュアホワイト/モードバイオレット/クラシックゴールド/シャイニーグレーの4色で展開する。また別売で、おしゃれでお出かけに便利なコンパクトポーチ VW-SC1 も合わせて発売する予定だ。

ビデオカメラとしての機能面では、手首の縦・横の手ブレに加えて、腕の上下・左右の手振れを抑えるため、「ハイブリッド手ブレ補正機能」を新たに搭載し、これまで抑えることの難しかった小さな手ブレの補正を実現した。

また、より強力に手振れを補正する「手振れロック機能」を搭載し、これまで以上に手ブレを抑えて撮影することができるようになった。さらに屋外撮影時に発生する風の雑音を抑える「風音キャンセラー機能」や超解像技術によりズーム倍率を上げてもハイビジョン画質を保てるiAズーム23倍などコンパクトながら先進の機能を充実させた。

パナソニックは今後、本製品により、ムービーのラインナップを強化し、ムービーのコアユーザーであるファミリー層に向け提案していくとしている。

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