2010年6月24日、ソフトバンクモバイルのスマートフォン「iPhone 4」がいよいよ発売となる。「iPhone 4」は、予約の初日の受注だけでも全世界で約60万台の受注が集まるなど、スマートフォン市場では稀にみる大ヒットとなっている。

日本国内においても、予約初日に販売店舗に長蛇の列ができただけでなく、ネットでの販売が一時ストップするなど、大ブレークしている。

世界的なブームを予感させる「iPhone 4」だが、人気の理由はどこにあるのだろうか。

今のiPhoneとどこが違うのか、どこがそんなに良いのかなど、今さら人に聞けないという人も中にはいるだろう。そこで今回は、発売前から大ブレークしているiPhone 4の人気の理由を検証してみた。

■ココが優れている!「iPhone 4」の3つの魅力
「iPhone 4」の魅力は、たくさんある。目玉機能はマルチタスクだが、ここでは、あえてマルチタスク以外の3つ機能だけに絞ってみた。

●4倍の情報を1画面に表示できる - ディスプレイ
「iPhone 4」のスペック表を見てまず目を引く点は、ディスプレイの解像度の高さだ。
「iPhone 4」は「iPhone 3GS」と液晶サイズは同じ3.5インチだが、「iPhone 3GS」が480×320ドットの解像度であるのに対して、「iPhone 4」は960×640ドットとなっているのだ。

これは「iPhone 4」は「iPhone 3GS」に比べて、4倍の情報を1画面で表示できることになる。もちろん、フォントサイズが同じ文字は1/4の大きさで表示されてしまうが、iPhoneの場合、指先でスムーズに拡大・縮小ができるので、高解像度によるデメリットななく、高画質なメリットを存分に活かせるというわけだ。

●写真や動画がより綺麗に撮れる - カメラ
「iPhone 4」は、カメラ機能も大幅に強化されている。「iPhone 3GS」のカメラは300万画素の静止画、640×480ドットの動画を撮影機能だが、「iPhone 4」は500万画素の静止画、1280×720ドットの動画が撮影できるのだ。
加えて、LEDフラッシュを新たに備えたので、手元が暗くなりがちな接写も暗所でも綺麗な写真が撮れる。

●高速な無線LANをサポート - 通信機能
高速な無線LANをサポートした点も見逃せない。「iPhone 3GS」は通信機能として、IEEE802.11b/g、Bluetooth2.1+EDRを備えているが、それらに加えて「iPhone 4」は新たにIEEE802.11nを備えた。


ほかにも、「iPhone 4」は「iPhone 3GS」に比べて、重さは135gから137gと2g増えたが、音楽再生時間は30時間から40時間に伸びている。さらに厚さでは、3mmも「iPhone 3GS」よりスリムになった。

「iPhone 4」は「iPhone 3GS」に改良を加え、より高性能になったことで、豊富なアプリやネットをさらに快適につかえるのだ。

これからスマートフォンを購入する人に加え、「iPhone 3GS」のユーザーからの買い替え需要も殺到しているのも、うなずけるというものだ。

ソフトバンクモバイル

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