■誕生日に得する!?
誕生日はれっきとした個人情報ということを認識されていますか?

ミクシィやFacebookなどのSNSでは、誕生日を明かしている人も多く、わたしも月日だけは公開しており、誕生日になると多くの友人からメッセージをもらうという楽しみを享受しています。

しかし、昨今のSNS上での個人情報漏洩やトラブルから、誕生日などの個人情報に関して神経を使っている人もふえており、誕生日の開示に危惧感を覚えている方も多々いらっしゃいますね。

たしかに、ネット上での開示も気を配る必要はあるのですが、この問題はネット上での開示に注意すれば解決するというほどシンプルではありません。

なぜならSNSなどに誕生日を公表していなくとも、ドラッグストアなどのポイントカードを作ったり、ホテルや旅館に泊ったり、そしてオンラインショッピングなどの際に、顧客情報として生年月日を必須情報が取得されているケースが実に多く、誕生日の情報は既にそこらじゅうに散らばっているからです。

■パスワードに誕生日をいれてませんか?
パスワードに誕生日を使用している人は多いとおもいます。わたしも例にもれず、以前は誕生日をパスワードの末尾に付けたりしていました。

最近のオンラインサービスの多くは、利用する度にユーザにログインを要求するため、どうしても身近な数字、たとえば誕生日や名前などの覚えやすいものを利用し、さらにそれを他のオンラインサービスに使いまわしてしまう人が多いのが現状です。

誕生日に使えるクーポンや、特待券をもらったりするのは消費者としては嬉しいことです。しかし、誕生日が他人に知られると、どうなるでしょうか?

それは、パスワードがクラックされる可能性が高まることにも繋がります。

製品やサービスを提供する側としても顧客の誕生日を無暗に聞き出す行為を見直してほしいと願うばかりです。

エフセキュアブログを読む
エフセキュア公式ページ

本当に役立つセキュリティの記事をもっとみる
地域限定?Twitterハッキング
Twiiterで便利な「短縮URL」に潜む危険な落とし穴
スキャンダルに釣られると大変なことに!?
ワールドカップに便乗したマルウェア攻撃にご注意を
こどもの成長に合わせたセキュリティ対策を