mixiやTwitterなどのソーシャルメディアや、ブログなどの投稿に気を使うのは社会人として当然のエチケット(ネチケット)ですが、自分のことは考えられても、無意識のまま他人を巻き込むような投稿をしてしまうことってありますよね。

それでも一度でも投稿してしまうと、完全に削除できないのがネットの世界でもあり、一度でもその発言が人の目に触れてしまうと引っ込めることができないのは、ネットといえど人とのコミュニケーションと全く変わりありません。

■気をつけるべきことは?
ソーシャルメディアを上手に使ってコミュニケーションインフラを強化する際のリスクとして、自分のことはともかく、大切な友人や同僚は然り、まったく関係のない人に迷惑をかけたり傷つけてしまうのは避けたいものです。
では具体的に何を気をつけるべきなのでしょうか?

1. どんなことがあっても人を侮辱するようなコメントや投稿はしない。
これは社会人としても常識ではありますが、顔が見えない分、思わぬ一言で傷ついてしまう場合もありますので、重々注意が必要です。また、名指しで投稿する際は更に注意深くなる必要があります。

2. 写真を投稿する際に、一緒に写っている人に掲載の許可を仰ぐ。
良かれと思ってブログなどに写真を掲載しても、相手にとっては迷惑になることがあります。たとえば、仕事を早々に切り上げてるかもしれないし、ほかの約束を断ってきているのかもしれません。どんな人が見ているかわからない分、慎重になるべきですが、どうしても掲載したい場合は、写っている人にそれぞれ一言事前に伝えておくのも大切です。そして見知らぬ人が後ろに移りこんでいる場合は、デジタル処理でぼやかしたり、モザイク加工してから投稿するのも良いでしょう。人間にも肖像権というものがありますから気をつけてください。

3. 名前を投稿する際には必ず本人の許可を仰ぐ。
肩書や会社名、そして名前を出す際についても写真と同様、本人に断わっておくべきです。私の場合は、確認がとれていない場合は伏字にすることもあり、たとえば、K氏とか某氏などとすることもあります。いくら相手が有名人であっても、我々と同じ人間ですので、ご配慮ください。

4. 写真を引用する場合はかならず許可を得て、クレジット表記を忘れずに。
ブログなどで良く勝手に他のサイトから引用しているケースを多々見かけます。たとえば、外国の写真だったらいいかなとか、カタログなどからコピーしたりするのがそれに当たりますが、これは立派な著作権を主張できるものですから、引用(再利用)する際には事前に持ち主に一報するのは礼儀であり、著作権違法になる可能性もあります。また、飲食店で写真を撮って載せる方が非常に多くなっていますが、店主にお断りするだけではなく、周りにいらっしゃるお客様にも配慮するべきです。

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