Twitterをやっていると、孫正義氏など、発言力がある人つぶやいた瞬間に、すさまじい勢いでRTされ、あっという間に多くのユーザーに伝播していく光景を目の当たりにすることがある。
こういったTwitter内の影響力は、フォロワーの多い有名人ならある程度持っているものだが、「フォロワーが多い=影響力が強い」ではない。

たとえば、芸能人のように、リアル世界の超有名人でフォロワーが多かったとしても、当たり障りのないつぶやきばかりの人はRTされる回数が少なくなるため、Twitter内の影響力はさほどでもない場合がある。

そこでリツイート(RT)される回数を分析することで、Twitter内での影響力を可視化しようとしているのが「TWIMPACT」だ。

自分のTwitterアカウントでこのサービスにログインすると、RTされた自分のつぶやき一覧とともに、「ReTweetレーダー」と呼ばれる情報の流れを可視化した図を見ることができる。


これは、誰がRTしたか、されたかを分析することで、Twitter内のRTを通じた情報の流れがビジュアルでわかるようにしたものだ。誰が自分のつぶあyきをRTし、それがどう流れていったかが、一目でわかるようになっている。

アイコンの右下に出ている数字は、Twitter内での影響力を数値化したもの。数字が大きければそれだけ影響力があるというもので、受験勉強で言うところの偏差値のようなものだと思ってもらえばいい。ちなみにTwitter偏差値トップは、孫正義氏の159(2010年8月現在)。一般のユーザーは普通10以下なので、これはスゴい数字だ。

また、「TWIMPACT」では、直近1時間/24時間/1週間/1ヶ月におけるRT回数TOP100ランキングも掲載されていて、話題のつぶやきを効率よく見ることができる。時間がない人はこのランキング見ているだけで、Twitter内の空気がある程度つかめてしまう。何かと興味深いWebサービスと言えるだろう。

TWIMPACT

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著者:有元 美津世
ジャパンタイムズ(2010-05-25)
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