孫さんを追い込んだミラクル!ケータイはユーザーが選ぶ時代へ」で紹介したように、日本国内でiPhone 4を独占していたソフトバンクにとっては、今日は忘れられない日になるかもしれない。

日本通信は本日(2010年8月31日)、ドコモ網でアップルのSIMフリー版iPhone4を快適に使えるマイクロSIM製品「talking b-microSIM プラチナサービス」の一般受付を、日本通信の専用Webサイトにて18時より開始すると発表した。

■3回線のモバイル契約を1本に集約できる
日本通信では8月6日より、マイクロSIMの優先リザーブメール受付を開始するとともに、多くのユーザーから「iPhoneをドコモ網のエリアとスピードで使いたい」という要望があった。そうしたユーザーの要望に応え、同社はきり快適にiPhoneを使いたい」をコンセプトに、 iPhone4用プラチナサービスを開発するに至ったわけだ。

現在、日本においては、iPhoneを2台目として利用する人が多く見受けられるが、ドコモ網のエリア、iPhone4のバッテリー性能を考えると、iPhone4用プラチナサービスであれば、iPhone1台にして、2台を持ち歩く必要もなくなる。

さらに、iPhone4用プラチナサービスは、テザリング機能を提供していることから、モバイル型ノートPCからどこでもインターネットを利用するために、PC用データ通信端末を持ち歩く必要もなくなる。iPhone4用プラチナサービスは、3回線のモバイル契約を1本に集約できる、賢約サービスなわけだ。

iPhone4用プラチナサービスを利用すれば、メールやwebはもちろん、YouTubeやマップ、アプリのダウンロード他、思いのままに楽しむことができる。どんなに利用しても、定額データ通信は5,280円。これに通話サービス基本料980円(1,050円分の通話料を含む)がセットされ、月額基本料6,260円で使い放題となる。

■世界で最高のモバイルネットワークを利用してほしい
日本通信の代表取締役社長三田聖二氏は、
「世界で最高のモバイルインターネット製品を、世界で最高のモバイルネットワークでご利用いただきたい、この思いから実現したのが iPhoneプラチナサービスです。2台目iPhoneを卒業して、自分のメイン携帯としてiPhone4を手にしてください。PC用モバイルネットワークの解約もお忘れなく。」と、今回のサービスの魅力を語っている。

なお、iPhone4本体は、ソフトバンクモバイルが販売するものにはSIMロックが掛けられているため、ユーザは通信を選ぶことができないが、現時点において以下の国のアップルストアにて、SIMフリー版が販売されている。

表1.SIMフリー版のiPhone 4を販売しているアップルストア
イギリス、アイルランド、スイス、ノルウェー、イタリア、カナダ、デンマーク、フランス、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、香港 (アップルのホームページを基に当社調べ)

iPhone専用プラチナサービス

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