大森研一氏は、若手注目株の映画監督で国内にて多数の映画祭受賞歴を持つ。ハートフルエコロジーな作風が特徴。今年12月には、自身初の長編映画『ライトノベルの楽しい書き方』(http://ranobe.jp/ 主演:須藤茉麻)が公開される。この特集では、その大森監督の代表作品「酔いどれバトン」、「White Line」の2作品をご紹介しよう。

■酔いどれバトン

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【作品解説】
劇団の飲み会から明けた朝。河原で一升瓶を抱いて目覚めるミチコ。そこへ偶然、ミチコが昔好きだったハラ君がランニングしているのに遭遇する。ミチコはかつての想いを伝える為に、彼を全力で追いかけるが・・。30女の現実をやさしい視点で描いた青春ドラマ。

■White Line

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【作品解説】
公園で絵描きをする男。
彼の背後に忍び寄るモノとは・・!?
1分少々の超ショートです。とても短いので、瞬き厳禁でどうぞ~。


■撮影に入れば役者の個性と周りの状況を優先
制作上こだわっていることでいうと、もちろん脚本は完全に練り込んで撮影に挑みますが、私の場合は実際撮影に入ると役者の個性と周りの状況を優先します。演出的なことですが、その役者が得意とするキャラクターに脚本を出来るだけ合わせて進行させます。ただその中でニュアンスがズレていたりストーリーに支障が出る際そこは矯正演出する、といった具合いです。まぁ締めるところは締め、遊ばせるところは遊ばせ、皆がノビノビ楽しんで撮ることです。

昔から画を描いたり家具を作ったりとモノづくり全てが好きでした。ただ、これだとキリがないので大好きな映画へすべて集約しようと決めた時が(映画制作に進んだ)きっかけです。また、私は大学まで建築を学んでいたので、画作りや空間構成イメージ、また美術・小道具知識など多岐に渡って(現在の映画制作に)役立っています。

■大森研一氏 プロフィール
1975年愛媛県生まれ。大阪芸術大学卒業後、短編映画・ドラマからCMなど幅広い分野で映像制作(脚本・演出)。国内で多数の映画祭受賞歴を持つ。ハートフルエコロジーな作風が特徴。
自身初の劇場公開長編映画『ライトノベルの楽しい書き方』(http://ranobe.jp)が2010年12月に公開予定。

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