パソコンを自作する人にとってオーバークロック大会の参加は、PCの世界で名声を得る機会である。それも世界大会での優勝ともなれば、パソコンユーザーから「神」扱いされてもおかしくない。

オーバークロックの世界大会は、それほどの名声を得られるのだ。そんなオーバークロックの大規模な大会が最近、開催されたのをご存じだろうか。

ギガバイトは2010年9月25日、台湾・台北市において業界最大規模となるオーバークロックコンテストの世界大会「GIGABYTEオープン オーバークロッキング チャンピオンシップ(GOOC)2010」の決勝を開催した。決勝大会当日は台北市にあるHua-shan Creative Park(East 3 ホール)に5つの地区大会予選を勝ち抜いてきた15チームが集結した。


競技は4時間50分にもわたる白熱したバトルの結果、ルーマニア出身のMatose氏が見事、優勝。ギガバイトはMatose氏をGOOC 2010世界チャンピオンとして発表した。
GOOC 2010大会開催会場:台湾・台北市、Hua-Shan Creative Park(East 3ホール)

Matose氏はPi fastで13.830秒のトップスコアをマークし、合計64ポイントを獲得して優勝の栄誉を勝ち取った。ちなみに、第二位に輝いた香港出身のstephenyeong氏は合計52ポイント、第三位の中国出身speedtime.wing氏は42ポイントを獲得した。
GOOC 2010大会開催会場:台湾・台北市、Hua-Shan Creative Park(East 3ホール)

ギガバイトは大会当日、オーバークロック競技のほかに、「GIGABYTE GOOC 2010」までの大会ヒストリーのタイムトンネルを展示。この展示では、今年参戦した合計33カ国、5つの地域大会の様子が写真で紹介された。

また、ショーケース内ではGIGABYTEの333シリーズ(SATA 3.0、USB 3.0、USB電源3倍)、クラウドOC、Ultra Durable 3テクノロジーをGA-X58A-UD9など、いくつかのライブデモも実施された。
GOOC 2010の競技大会の様子

このほか、ATI、ADATA、Seagate、ENVISIONなど、イベントスポンサー企業の最新製品と競技で使われたハードウェアも展示されている。
GOOC 2010 世界大会決勝の結果

GOCC 2010 世界大会決勝の商品

なお、優勝者のインタビューはクラブギガバイトのサイトにて、動画で視聴することができる。

GOOC 2010は、世界中のオーバークロッカーやパワーユーザーに注目されている業界で最大規模のオーバークロック大会である。今後も、引き続き開催される予定なので、オーバークロックテクニックに自信があるパワーユーザーは、腕試しに参加してみては如何だろうか。

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