在学中から数多くの受賞歴を持つ山本蒼美氏。最近では、SONOMIのPV「愛が足りないよ」で、アニメーションのキャラクターデザインと原画を担当するなど、活躍している女性クリエイターだ。
色鮮やかな絵柄と文字の演出で、アニメの世界を彩っている独特の世界観をお楽しみください。

■セカイ系セカイ論

「セカイ系セカイ論」をiPadで見る
「セカイ系セカイ論」をiPhoneで見る
「セカイ系セカイ論」をPCで見る

【作品解説】
「君はセカイを滅ぼすよ」彼女は僕にそういった。不登校の高校二年生は、自称宇宙人のメルトさんにそう告げられた。誰でも一度くらいは「世界なんて滅んでしまえばいいのに」と思った事があるはず。そんな心理を描いた作品です。

■ラ/ラジオノイズ*プラネット

「ラ/ラジオノイズ*プラネット」をiPadで見る
「ラ/ラジオノイズ*プラネット」をiPhoneで見る
「ラ/ラジオノイズ*プラネット」をPCで見る

【作品解説】
人口たった6人の惑星。ラジオのチューニングを合わすように、主人公が歩く先々で出会う5人と会話を繰り広げていくのだが…。文字と台詞が織りなす不思議なSF短編アニメーション。

■卒業制作作品「ラ/ラジオノイズ*プラネット」のきっかけ
「ラ/ラジオノイズ*プラネット」は、卒業制作として作った作品です。
ラジオをテーマにしていたので、シーンの切り替えをラジオの選曲を変えるように、ノイズでトランジョンさせました。また、それによってキャラクターごとのBGMを変え、演出にも力を入れました。

本来SFとは、"サイエンスフィクション"ですが、私は小さい時に"スペシャルファンタジー"だと思っていました。でも、"スペシャルファンタジー"でもいいし、"すこし不思議"でもいい。物の見方は一つでないし、一つでない方が面白い。少しくらい不思議な事が、この世の中にあってもいいではないか。と思ったのが、このストーリーのきっかけです。 

■インスピレーションは、漫画とラジオドラマから
元々は漫画とラジオドラマが大好きだったのですが、とあるコンテストに応募する時に「形態:自由」と描いてあったので、漫画+ラジオドラマ=アニメーションって最強じゃないか!?と思い、そこから制作を始めました。
動きの少ないアニメなので、漫画のような吹き出しを使った演出や、音声で足りない所を文字で補間する「文字アニメーション」の手法を用いて、見る人を飽きさせない作品作りを心掛けました。台詞やナレーションを多用しているアニメーションの形式は、やはりラジオドラマの影響が強いですし、漫画からは演出や構図、雰囲気など常にインスピレーションを受けています。

■山本蒼美氏 プロフィール
高校時代にアニメーションに興味を持ち、短期大学の美術学部に進学。ストーリーと台詞のある手描きアニメーションを制作し、在学中から数多くの受賞歴をもつ。今春卒業し、現在はフリーのアニメクリエーターとして活動中。今後は長編作品にも取り組んでいきたい。

■主な受賞歴
「セカイ系セカイ論」
・DOGA第21回CGアニメコンテスト入選。同時開催の日仏親善試合「CGアニカップ」で日本代表に選出。
・ASIAGRAPH 2010 第二部門 動画作品公募部門「CGアニメーションシアター」準入選

「ラ/ラジオノイズ*プラネット」
・デジタルクリエイターズコンペティション 審査員特別賞受賞

iPhoneサイト
iPadサイト
・ドコモサイト(iモーション対応端末)

ブロスタTV

【iPhoneで無料ムービー】の記事をもっと見る
観客たちの歓声の中、プレーヤーたちを倒しながら進んだ先に見えたものは…
愛する者への想いが深いほど、その裏切りは切ない
パンツがずり落ちてしまった子供が飛び込んだ先は?
リクエストに応えて、懸命に演じる可愛らしい不思議なネコ