爆発的とはいえないまでも堅調な人気の「iPad」は9.7インチの液晶を搭載している。このほかにも、スマートフォンとPCの差を埋めるためにタブレットが続々と登場しているが、その液晶サイズはまちまち。NTTドコモ&サムソン「GALAXY Tab」は7インチ、シャープ「GALAPAGOS」は10インチ以上、ソフトバンク&デル「DELL Streak」は5インチといった具合だ。

その中で、NECはビジネス向けにAndroidを搭載したタブレット端末としてクラウドコミュニケーター「LifeTouch」を11月末から出荷する。7インチの液晶を搭載し、サービスから端末までトータルソリューションとして提供する。企業ニーズにあわせてカスタマイズするが、もちろん電子書籍などにも適している。

とういうことで画面サイズを比べていこう。
「GALAXY Tab」を体験したことがあるなら分かると思うが、おそらくこのサイズが片手で気軽に操作できる限界のような気がする。その一方で、電子書籍を実際の本と同じような感覚で見ようと思うと10インチぐらいはほしい。
ノートPCも、10インチ程度の小型のものから15インチを超える大型のモノまで揃っている。今後どのサイズが主流になるかは分からないが、このようにサイズにバリエーションができていく可能性もある。しかし、いままで端末を触ってみた感じでは、7インチ程度がちょうどよさそう。

「LifeTouch」は、約220×120×14mm/約370gと、「GALAXY Tab」(約191×121×12.1mm/約382g)と同等のサイズとなっている。これが「iPad」なら242.8×189.7×13.7mm/680g(Wi-Fiモデル)と2倍弱の面積と重さまで増える。これが耐えられるかどうかだ。
「DELL Streak」は、152.9×79.1×9.98mm/220gとコンパクトなのが特徴だが、スマートフォンでも4インチ程度まではカバーできるため、大きめのスマートフォンといった感じだ。

このように「iPad」登場以降、Androidは汎用性も高く、テレビやカーナビをはじめ、さまざまな端末に搭載できる。今後もバリエーションがさらに増えていきそうだ。Android搭載ということは、アプリケーションでの差は付きにくい。インターフェースも同様に進化してきているが、今後、どんな端末がユーザーに受け入れられていくのか見ていきたい。


●「LifeTouch」の主な仕様
CPU/メモリ:ARM Cortex A8/Mobile DDR 384MB/ROM 1024MB(システム領域含む)
サイズ/質量:約220×120×14mm/約370g
ディスプレイ:7インチワイドTFT液晶(800x480ドット、抵抗膜タッチパネル)
無線LAN:IEEE802.11b/g準拠
Bluetooth:Ver.2.1+EDR準拠(Class 2)
対応プロファイル:OPP/A2DP/AVRCP/SPP
USB:USB 2.0×1(Micro B)、USB 2.0 Host互換ポート×1(Standard A形状)
センサ:GPS、加速度センサ、地磁気センサ、照度センサ
バッテリ駆動時間:約8時間 ※2
カメラ:300万画素、オートフォーカス対応
メモリスロット:SDHCカードスロット搭載(フルサイズ)
プラットフォーム:Android 2.1

NEC


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