スマートフォンは、日本でのシェアは10%程度と言われている。ところが、スペインでは37%、イタリアでは33%と、3人に1人以上はスマートフォンを使っているのだ。イギリスでは27%、フランスは25%だが、ドイツは21%という結果だ。ヨーロッパでスマートフォンの普及率が高いが、ドイツがその中では低めとなっている。

アメリカ大陸を見ると、アメリカが25%、カナダが19%、アルゼンチンが5%と北米の普及率の高さが目立つが、ヨーロッパほどでははいという結果だ。アジアは、中国が24%、ロシアが17%、インドが5%と中国が高い。

それではOSを見てみよう。アメリカではRIM「BlackBerry」が34%、Apple「iPhone」が28%と1位、2位が北米らしさを見せている。そして、「Windows Mobile」「Android」と続く。一方ブラジル、イギリス、中国は、ともに「Symbian」がトップだ。特に中国では86%が「Symbian」という結果で圧倒的なシェアを誇る。2010年上半期の調査のため、「Android」がまだ存在感を示していないが、これから急速に伸びていきそうな雰囲気だ。
「BlackBerry」が1位と言う調査結果を見ると、アメリカの独自性がよく分かる。ヨーロッパではノキアが携帯電話を牽引してきた歴史がOSのシェアからも見て取れる。今後スマートフォン市場で、「Android」が台頭してくることで、市場がどのように変わっていくのか注目していきたい。


ニールセン・カンパニー

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