「W-ZERO3」から「iPhone」へ引き継がれていった日本のスマートフォンだが、アメリカでは「Blackberry」「iPhone」「Android」が三つ巴の戦いを繰り広げている。
世界で2010年上半期のスマートフォン普及率を調査したニールセンが、アメリカ市場での動向を調べている。

2010年10月のデータからは、アメリカでは携帯電話利用者の29.7%がスマートフォンを利用している。OS別にスマートフォン利用者を見ると、人気では、iOS(iPhoneなど)が27.9%とBlackberryが27.4%でともにトップを争い、それをAndroidが22.7%で追っている。4位のWindows Mobileが14.0%とトップ3からちょっと離されている。

スマートフォン購入希望者に、どのOSがいいか聞くと、1位のiOSが30%、2位のAndroidが28%とこのふたつで半分以上を占める。3位のBlackberryが13%、4位のWindows Mobileの6%を見ると、時代はiPhoneとAndroidの一騎打ちに移っていることが分かる。もう少し詳しく見ていこう。
次にほしいと思うスマートフォンのOSについて、フィーチャーフォン所有者ではiOS(25%)よりAndroid(28%)が上回り、スマートフォン所有者ではiOS(35%)がAndroid(28%)を上回ると言う結果になった。男性と女性で分けると、男性はAndroid(32.6%)がiOS(28.6%)、女性はAndroid(22.8%)でiOS(30.9%)と好みが分かれいる。
年代別では、若くなるに従い、iOS、Androidの割合が高くなり、年配になればなるほど、どのOSがいいか決めていない人の割合が高くなっている。

現在のシェアはiOSとBlackberryをAndroidが追っている状況だが、これからはiOSとAndroidの戦いに主戦場が移っていくことが十分考えられる。

ニールセン

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