ソニーは電子書籍リーダー「Reader Pocket Edition」、電子書籍リーダー「Reader Pocket Edition」を、BIGLOBEは電子書籍対応タブレット「Smartia」、シャープはメディアタブレット「GALAPAGOS」と、タブレット端末が相次いで発表され、電子書籍市場がにわかに活気づいている。

そうした市場に対して、ネットブックの開拓であるASUSがワコムとタッグを組んで、新たなタブレット端末を投入する。「Wacom feel IT technologies」と呼ばれるインターフェイスが、ASUSのデジタルノートパッド「Eee Note EA800」に採用され、台湾において発売されることになったのだ。

「Eee Note EA800」はOSとしてLinuxを採用しており、主に電子ノート、電子書籍リーダーやwebブラウザなどの機能を搭載したデジタルノートパッドだ。

小型で洗練された設計で携帯性に優れており、ビジネスパーソンによる外出先での使用や、学校用途で生徒が電子教科書やノートとして使用することにも適した製品となっている。

「Wacom feel IT technologies」により、アプリケーションの操作はもちろんのこと、メモや簡単なスケッチも自然かつ正確に書き入れることが可能だ。

日本での発売は未定だが、ASUSは今後、世界各地域で段階的に販売を開始するとしている。
ASUSは電子書籍市場を開拓できるだろうか。

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