パソコンでインターネットを使っている人の中には、Internet Explorer(IE)を使っている人も多いだろう。IEは優秀なウェブブラウザだが、チューニング次第でより快適に使うことができる。さらに、IEが小さくなった、クリックしたけどリンクが開かないなど、わかってみると何でもないトラブルを経験した人はいないだろうか。そこで今回は、IEを使いこなすためのテクニックを一挙に紹介しよう。

■達人が伝授!IEが見違える活用術
IEを使っている人の中には、画面いっぱいに表示していたIEがいつの間にか小さくなってしまった人はいないだろうか。そういう場合に対処できる技を紹介しよう。

IEのポップアップブロック機能が有効な場合、サイトのリンクをクリックしても、そのサイトが開かない場合がある。これはリンクが別ウィンドウだからだ。広告ブロックの使いこなし法を伝授しよう。

一度入力したことがあるキーワードや単語を、パソコン内に記憶するオートコンプリート機能は便利だが、パスワードのように記憶させたくないキーワードもあるだろう。オートコンプリートを使いこなす方法をマスターしておけば、困らないはずだ。

パソコンを共同で使用している場合、自分が利用するより前に使用した人の閲覧履歴や入力情報が残っていたという経験をお持ちの方はいないだろうか。同様のことが他の人にも起こっている可能性がある。そこで、Webブラウザを使った痕跡を消す方法を解説しよう。

さあ! IEを使いこなして、ネット生活を快適にしよう。

Internet Explorerがちっちゃくなった!いつもフルサイズで起動したい
パソコン利用者なら、インターネットのWebサイトを閲覧するのはもはや日常的なこと。そして閲覧のブラウザとして多くのユーザーに使われているのが、Internet Explorerだ。毎日のように使っているブラウザだからこそ、いつでも自分の使いやすいようにカスタマイズしておきたいもの。なかでも、Internet Explorerのウィンドウの大きさは、パソコン起動後にネットサーフィンをすぐ行う人にとっては気になる点だろう。いつも画面いっぱいに表示させて閲覧したいのに、やけにウィンドウが小さかったりすると、いちいち最大化させなければいけなかったりして、面倒に感じるはずだ。ウィンドウが小さいままInternet Explorerが起動するのは、前回閉じたときと同じサイズで起動するというInternet Explorerの設定のせい。そこで今回は、Internet Explorerをいつも画面いっぱいにして使いたいという人にお勧めの技を紹介しよう。


クリックしたけど、なぜかリンクが開かない? 広告ブロックを使いこなせ!
Windows XPを利用しているユーザーなら、今はService Pack 2(以後SP2)が適用されているはず。SP2ではInternet Explorer 6(以後IE6)もSP2となっており、IE6にはポップアップブロック機能がある。これは、リンクをクリックしてリンク先のページを開いた時に、別のウィンドウで広告などの表示をブロックして開かないようにするものだ。初期はオン設定なので、リンク先が別ウィンドウだと自動的にブロックしてしまう。リンク先のページによっては、見たくても開かないことがある。例えば、ショップサイトで商品をクリックして詳細画面をみようとしたときに、詳細情報が別ウィンドウのサイトでは、ブロックされて見られないといったことが起こる。こんな時に困らないよう、IE6のポップアップブロックの使いこなし方を知っておきたい。


Web達人になれるオートコンプリートってなに? 入力お助け機能で楽々ネット生活
Webページの利用で最も活用するものの1つは、検索ページではないだろうか。検索サイトでキーワードを入力し、目的のものを探す機会は多いだろう。そのほか、Webサービスの会員登録時に必要項目を入力するなど、文字を入力する機会は多い。これらの文字入力をする際、文字数の少ないキーワードの入力ならまだしも、文字数が多い場合は手間がかかる。例えば、会員向けのサイトなどでは、サービスを利用するためにはログインIDやパスワードの入力が必要なことが多く、毎回同じ文字を入力しなくてはならない。これは結構、面倒だったりする。このようなとき、一度入力したことがあるキーワードや単語を、PC内に記憶しておいてくれるのが"オートコンプリート"機能だ。覚えるのが大変なIDもパスワードを、複数記憶してくれるオートコンプリート機能だが、記憶内容を消したいときもあるはず。またセキュリティ上、記憶させないほうがよい場合もある。下記では、オートコンプリートを状況に応じて使い分けられるよう、その設定方法について説明しよう。


Webブラウザを使った痕跡を消そう
パソコンの利用目的といえば、Webサイトの閲覧やメールの送受信、文書作成、画像編集などさまざまだ。この中でもWebサイトの閲覧は、自宅でブログや映像配信サイトを見たり、仕事で資料を探したりと、もっとも利用されているものだろう。ところが、パソコンを共同で使用している場合、自分が利用するより前に使用した人の閲覧履歴や入力情報が残っていたという経験をお持ちの方はいないだろうか。これはブラウザの機能によって記録されたものだ。個人で使用する場合は次回のアクセスが楽なので便利だが、ほかの人が閲覧したコンテンツ内容が分かったり、逆に自分が利用したコンテンツがほかの人に見られてしまうのは、あまり気分のいいものではない。このような場合に備えて、Webブラウザに記録された情報を削除する方法を紹介しよう。


編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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