秋葉原に長打の列を作った「インテルの第2世代Core i プロセッサー」が発売となった。自作パソコンが好きな人には、どんなプロセッサーであるのかが、気になる人もいるだろう。そんな人のために開催されたイベントが「Intel Technology Day in Akiba 2011」だ。

「Intel Technology Day in Akiba 2011」の新春記念セレモニーには、いま世界的に話題となっている、英漢字書家 國重友美さんを招いて、書き初めの書道パフォーマンスが行われた。

■新プロセッサーにふさわしい「速」
英漢字書家 國重友美さんは、和風のきらびやかなドレス姿でステージに登場した。書き初めの書道パフォーマンスでは、墨が飛び散ることも考えられるので、最前列にはビニールのシートが張られた。

書道パフォーマンスは、その場で墨を使い、文字を書くというものだ。國重さんは最初に青い色で、真っ白な紙に何かを書き始めた。書いている時点では、何なのかがわからない。そして、豪快に青い色を散らし始めた。

次に黒い墨で、文字を書き始めた。何かを頭の中でイメージしながら書いているように見えた。國重さんは会場に流れる音楽にノリながら、時には2本の筆を使って文字を書いていた。
文字を書いている、英漢字書家 國重友美さん

文字を書き終えると、その上にピンク色の粉を散らし始めた。
ピンク色の粉を散らしている、英漢字書家 國重友美さん

ひととおりパフォーマンスが終わると、「速」という漢字が現れた。國重さんによると、「速」という漢字の中に、「speed」というアルファベットが入っているという。

先ほど散らしたピンク色の粉は特別なもので、墨に入ると、深緑色になる顔料とのこと。わざわざ海外から取り寄せたそうだ。

今回の「速」のまわりの青色は、インテルの企業カラーでもある。波しぶきが飛び散るイメージであるという。

「速(speed)」は未発表の作品であり、日本人には「速」、海外の人にもアルファベットで「speed」と見えるようにするのに苦労したそうだ。
日本人には「速」、海外の人にもアルファベットで「speed」と見える

Intel本社 副社長 スティーブ・ダルマン氏は、國重さんのパフォーマンスに対して、
「非常に美しいペインティングで感激した。特に青いカラーが嬉しい。今年の後半に、もっと凄いプロセッサーが出るので、そのときは色を足してほしい。」と、新プロセッサーの登場を匂わせ、会場を沸かせた。
Intel本社 副社長 スティーブ・ダルマン氏

短い時間だったが、感動的なイベントだった。


■英漢字書家 國重友美さん
大学在学時に、"英語と漢字を融合させた新しい文字のスタイルで『英漢字』"を考案。
2001年、国語科/書道家第一種免許を取得。
2003年、『英漢字』を商標登録し、以降、個展を中心とした本格的な芸術家活動を展開し、国内外に至る展覧会やパフォーマンスは、日本だけではなく、海外のメディアからも注目・紹介される。

Intel Technology Day in Akiba 2011

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