3D液晶テレビ「INFINIA」を日本国内に投入し、Android 3.0タブレット「G-Slate」を発表するなど、その動向が注目を集めているLGエレクトロニクス・ジャパンが、液晶モニター「E2370V-BF」を1月下旬に発売する。

1920×1080とフルHDの解像度を持つ23インチワイドで、価格は3万3000円前後の見込みだ。特徴は、動きの速いゲームに適したスルーモード機能を搭載していること。エヌ・シー・ジャパンのオンラインRPG「タワー オブ アイオン」の推奨モニターとして認定されている。

スルーモードとは、映像と音声のズレを低減する機能で、信号が入力されてから表示されるまでのタイムラグを最小限にできる。そのため、特に高速なレスポンスが要求される一部のシューティングゲームや格闘ゲームに向いている。

これを実現しているのがUH-IPSパネルだ。応答速度がすべての階調で安定している。階調によるばらつきがあるTN方式やVA方式に比べて、中間階調から中間階調までが平均4.4ms、中間階調から白/黒までが平均1.2msと高速な応答速度となっている。動きによるブレやにじみが生じにくいのだ。 UH-IPSは、従来のH-IPSより画素の開口率が最大18%もアップしているため、IPSの弱点と言われていた輝度やコントラストの低下を改善している。これにより、明るく鮮明な映像を実現した。

上下左右178度と高視野角も特徴のひとつだ。左右だけでなく上下斜めから見ても色や輝度の変化が少なく、オリジナルの鮮明な色調が表現できる。

バックライトにLEDを採用し、調光制御や映像エンジン「f-ENGINE」により画面全体に一定の明るさを保ちながら、最大500万:1のコントラスト比を可能にしている。さらにエッジライト方式にすることで、各種基盤類を削減・簡素化しているため、最薄部19.1mmととってもスリムなうえ、低消費電力にもなっている。

高画質で、高応答性を持つため、格闘ゲームやシューティングゲームといった入力から動作までの反応速度を重視するユーザーに最適な液晶モニターとなっている。

●主なスペック
サイズ:23インチワイド
最大解像度:1920×1080ドット
輝度:250cd/m2
コントラスト比:500万:1(DFCオフ1000:1)
視野角:垂直178度、水平178度
表示色:約1670万色
ドットピッチ:0.265mm
入力端子:HDMI×2、D-sub15ピン×1、DVI-D(HDCP対応)×1

LGエレクトロニクス・ジャパン

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