ギガバイトのPC道場」でも紹介しているように、高性能なパソコンはPCパーツのひとつひとつが高価であり、そのぶん価格に跳ね返ってくる。PCメーカーは低価格で高性能なパソコンを売るために、日々たゆまぬ努力をしているのだ。そんなPCメーカーのひとつ、日本エイサーが実売5万円前後で高性能なデスクトップPC「ET1862-F32D」の発売を、本日(2011年1月21日)より開始した。

「ET1862-F32D」が安く作れた秘密は、絶妙なPCパーツの構成にある。高価なPCパーツであっても、新製品が登場すれば、自然と価格は崩れる。低価格でパフォーマンスに優れたPCパーツを揃えれば、必然と高性能パソコンが作れることになるわけだ。

「ET1862-F32D」は、プロセッサーにインテル Core i3-550を採用することによって、マルチタスク環境下でも優れたパフォーマンスを発揮することができる。

さらにデータを高速転送できる標準2GBのDDR3メモリにより、通常の使用において充分な容量を確保した。複数のアプリケーションも軽快に動作し、ストレスフリーな環境を実現しているのだ。

メモリは最大で4GBまでの増設が可能であり、ハードな動画編集などもスピーディーに対応させることができる。さらにハードディスクは500GBあり、容量の大きいHD動画、高解像度画像でも余裕を持って保存することが可能だ。

ビデオカードを搭載しなかった点も価格をおさえられた秘密だ。ビデオ出力はIntel HDグラフィックスとなっている。外付けの高性能なビデオカードに劣るのは事実だが、それでも映画から動画、ゲーム、写真まで、高解像度のまま臨場感あふれる世界を堪能することができる。

また、多彩なメディアの読み書きが可能なマルチカードリーダーを標準装備しているので、現在の機器のみならず、過去のデータ資産の引き継ぎにも威力を発する。

PCI Express X16スロット×1、PCI ExpressX1スロット×2、PCIスロット×1などの各種拡張カードスロットに加え、メモリ(DIMMスロット×2)、ドライブベイ(5.25inch光学ドライブベイ×1、3.5inchHDドライブベイ ×2)の空きを確保。使用環境の変化に応じてパーツを追加できるので、長期間使い倒すことができる。

「ET1862-F32D」はPCパーツを厳選することで、実売5万円前後で高性能なデスクトップPCを販売することができたわけだ。PCゲーマーには物足りないスペックかもしれないが、拡張カードスロットによる機能拡張は可能であり、仕事に使うなら十分すぎるほどのスペックを備えたパソコンと言えるだろう。

日本エイサー

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