iPhoneをはじめとするスマートフォン、タブレット端末を所有している人の中には、キーボードで文字を入力したい人もいるだろう。そうした人に向けて各社が様々な種類のキーボードを出しているが、使い勝手という意味で、なかなか決定的なものがなかった。

そうした事情にビジネスチャンスを見出したのだろう。エレコムはBluetooth3.0に対応し、パソコン、スマートフォン、スレート端末など、BluetoothHIDプロファイル対応機器で操作できるフルキーボード 2タイプを2月中旬より発売することを明らかにした。

■スタンド付属!素早い認証
「TK-FBM023シリーズ」および「TK-FBM023Eシリーズ」は、最新規格「Bluetooth3.0」に対応したワイヤレスフルキーボードだ。HIDプロファイルに対応したパソコンやスマートフォンなら、レシーバを別途用意することなく使用できるうえ、すばやいペアリング(認証)が可能だ。

スマートフォンやスレート端末を見やすい角度に立てられる「スタンド」が付属するので、長文の入力や長時間の作業でも快適なタイピングができる。
※Bluetooth HIDプロファイルに対応していないパソコンでも、規格に適合したBluetoothアダプタを用意することで、本製品を使用可能だ。

■2種類のキーボードを用意
「TK-FBM023シリーズ」は、日本語82キー配列を採用したフルキーボードだ。Webブラウザやメディアプレーヤーの機能などを、専用キーを押すだけで実行できる10種類の「ファンクションキー」を備えている。

一方、「TK-FBM023Eシリーズ」は、iPadやiPhone 4、第4世代iPod touchなどのApple製品に最適な英語配列を採用したフルキーボードだ。英語配列ながら「かな」、「英数」キーを搭載し、iPadやMacなどの Apple製品なら、ワンボタンで日本語と英語入力を切り替えることができる。

「TK-FBM023Eシリーズ」は、メディアプレーヤーの機能などを、専用キーを押すだけで実行できる7種類の「ファンクションキー」と、iPad、iPhone、iPod touchでホーム画面に戻れる「ホームキー」を備えている。Apple製品以外でも、Bluetooth HIDプロファイルに対応したパソコンやスマートフォンであればレシーバなしで使用することができる。

両シリーズとも、4台までの機器とのマルチペアリングに対応し、複数の機器で利用する場合でも再度ペアリングの必要はない。木製デスクなど非磁性体の上で約10m、スチールデスクなど磁性体の上でも約3mの距離まで離れても操作可能だ。「Connect/Batteryランプ」を搭載し、ペアリング中と電池の交換時期を点滅でお知らせするようになっている。また、本体裏面には、「電源スイッチ」を装備し、未使用時の電池の消耗を抑えるのに便利だ。

いずれの製品も、キートップをラバードームで支える「メンブレン方式」を採用している。コンパクトながらキーピッチ15.4mmのキートップを採用しているほか、キーボードの傾斜角を調節できるので、好みの角度でのキータイピングが可能だ。

キートップには、大きくて見やすいオリジナルフォントを使用し、視認性が高く、入力ミスを減らすことができる。各シリーズに、ブラックカラーとホワイトカラーの2色が用意されている。


スマートフォン、タブレット端末を所有していて、使い勝手のよいキーボードが欲しい人は、一考の価値がある製品と言えるだろう。

エレコム

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