「Xperia PLAY」「GALAXY S II」が発表されるなど、ここに来てスマートフォン市場が活気づいているが、タブレット市場も負けてはいない。実際、アップルのiPadに対抗するAndroid端末「Galaxy Tab」は、昨年の12月時点で全世界で100万台以上の売り上げを記録した。

そんな「Galaxy Tab」の次世代機を、NVIDIAとサムスン電子が開発していることが明らかになった。現時点で、名称は「Galaxy Tab 10.1」としている。

サムスンの研究開発戦略グループ担当バイス・プレジデント、ヒョンムン・ノウ氏は、
「当社が初めて出したGALAXY Tabは、新世代のAndroidタブレットがどのようなものであるのかを世に示しました。そして基準をさらに高めるため、サムスンはNVIDIAと協力して開発を進めてきました。HoneycombとTegra 2を搭載したGalaxy Tab 10.1は、サムスン製品に期待されるモビリティを損なうことなく、エンターテイメントとマルチメディアの体験を最適化することができます。」と、コメントしている。

■次元が違いすぎる!スーパータブレット端末だ
「Galaxy Tab 10.1」は、10.1インチのディスプレイを備えたタブレット端末。最大の特長は、NVIDIA Tegra 2モバイル・スーパーチップを搭載し、Android 3.0(Honeycomb)のユーザ・インターフェースを最大限に活用できる点だ。

Tegra 2チップは、デュアルコアCPUに加え、グラフィックス処理にGeForce GPUを内蔵している。これにより、ウェブ閲覧のスピードアップと素早い応答が実現されたほか、総合的なパフォーマンスも大きく改善されている。

単純比較はできないが、チップ性能では、iPadを超えたタブレット端末と言っても過言ではないだろう。

Android 3.0では、GPUによる処理をサポートしている。Tegra 2搭載の「Galaxy Tab 10.1」では、マルチタスクが利用できるほか、ウェブブラウズや、Flashコンテンツがスムーズに閲覧できる。ゲームやHD映画も快適に楽しめる。

NVIDIAのモバイル事業担当ゼネラルマネージャー、マイケル・レイフィールド(Michael Rayfield)氏は、「Tegra 2モバイル・スーパーチップとHoneycombを搭載したサムスンの最新タブレットは、世界的なイノベーション企業らしい製品の好例だと言えます。」と、コメントしている。


NVIDIAとサムスンは、デュアルコアCPUを搭載したAndroidベースのスーパーフォンを提供し、かつてない体験の実現に向けた協力も進めていくとしている。

今回、突如として発表された「Galaxy Tab 10.1」は、タブレット市場を牽引する端末となりそうだ。

NVIDIAとサムスン、Honeycombタブレットの Galaxy Tab 10.1を共同開発

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