好調だった昨年末の地上デジタルテレビ出荷実績は、2011年の1月はどうだったのだろうか。
JEITAの地上デジタルテレビ放送受信機国内出荷実績によると、テレビは過去最高の出荷台数を記録したから2010年12月の387万4000台から2011年1月は143万9000台まで大幅に落ち込んだ。しかし前年同期比129.4%と1月としては過去最高となっている。

2010年も2009年も1月は一番販売実績が低い。そのため、1月に大きな落ち込みを見せたとしても、驚くことではない。それよりも、1月の中で過去最高を記録しているのだ。さらに、2009年6月から20カ月連続で、テレビの月間販売数が100万台を超えているのだ。

地デジテレビは10月から12月での伸びがあまりに激しかったため、1月に落ち込んだからと言って、その好調さが息切れしているとは言い切れない。3月には家電エコポイント終了、7月にはアナログ停波が控えている。どう影響するかが気になるところだ。

サイズ別だと、29インチ以下が52万3000台(前年同月比139.3%)、30~36インチが57万6000台(同160.9%)、37インチ以上が34万台(同89.3%)と30~36インチが主流となっている。
激安チェックにもあるように、先週は40インチにお買い得感があった。37インチ以上の販売台数が落ち込んできることも価格に影響することもある。購入を考えているのであれば、販売台数の変化も参考にするといいかもしれない。

電子情報技術産業協会(JEITA)

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