iPad対抗のAndroid 3.0タブレット端末が登場するなど、最近は何かとタブレット端末が話題となっている。

どこでもインターネットを楽しむためには、タブレット端末が便利なのは誰でもわかっていることだが、実際に購入を検討してみると、大手キャリアが販売するタブレット端末は高すぎて躊躇している人が多く見受けられる。

大手キャリアの場合、2年間の通信契約を締結することを条件にして、その代わりにタブレット製品の見かけの価格を下げて販売しているためだ。

2年間の通信契約金額とタブレット製品の価格とを合わせたトータルコストの高さが問題となってしまうのだ。そうした状況に対して、日本通信が新たな展開を明らかにした。

日本通信株式会社は、2011年3月4日に新発売する7インチ・Androidタブレット端末「Light Tab」専用スペシャルSIMとして、月額2,000円以下で利用できるスペシャル・パッケージを発売する。

また、2011年2月28日より、Light Tabおよび専用スペシャルSIMのbマーケット(日本通信オンラインショップ)での受付を開始した。

新発売するLight Tabは、他事業者のようないわゆる2年縛り等の契約条件なしで3万9,800円(税込、10日間の定額データ通信SIM付き)、日本で一番安い、3Gと WiFiに対応した、Android2.2搭載SIMロックフリーの7インチ・タブレット端末だ。

端末は端末で安く買ってもらい、通信は通信で月額2,000円以下で安く利用できるよう、Light Tab専用スペシャルSIMを用意している。

Light Tab専用b-mobileSIM U3008ヶ月パッケージで、価格は15,900円(税込)。Light Tab取扱販売店およびbマーケットにおいて、Light Tab専用スペシャルSIMをあわせて購入することができる。


同社の狙いだが、日本通信が提案するLight Tab端末代と通信料金とを合わせたトータルコストの安さは一目瞭然だ。コストの安さをアピールして、ユーザーを獲得しようとしているわけだ。

果たして、日本通信の思惑どおりに事は運ぶだろうか。

日本通信

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