東日本大震災では、日本人ばかりでなく、外国人も被災、避難した。そのような外国人向けに、東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センターでは、被災情報の発信を開始している。

英語などの主要言語のほか、タイ語、インドネシア語といったものまで、全17言語で翻訳支援の活動を進めているのだ。

多言語・多文化教育研究センターでは震災後、教職員、OB・OG、大学院生らに呼びかけ、110余名で翻訳に取り組んでいるとのこと。内容は、放射線被爆に関する基礎知識、入国管理局からのお知らせ、仙台市からの緊急情報など多岐に渡る。

また、カトリック東京大司教区では、東京教区、各教会主任神父に向けて、外国人被災者、避難者への支援をお願いしている。これによると、東日本には約100万人の外国人が登録されているとのこと。行政の支援が外国人には届きにくいため、カトリック国際センター内に支援センターを立ち上げ、協力をお願いしている状況だ。

外国人被災者は、正確な情報を入手することが困難となっているため、不安を抱いている人が多いという。このような外国人の力になりそうだ。

東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター
カトリック東京大司教区 東日本大震災に関してのお知らせ

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