東日本大震災に対して、活発に活動しているソフトバンクの創設者 孫正義氏は、副大臣と喧嘩をするほど、原子力発電所の事故に危機感を抱いている。

そんな孫正義氏が心配していることは、放射線による影響だ。

「テレビがひたすら放射能の影響を過小評価するという異常な状態が続くなか、孫さんのようなまともな意見を聞くとほっとします。」とのコメントに対して、孫正義氏は「チェルノブイリでもスリーマイル島でも当初は事故を過小評価。それが被害者数を拡大。」と、スリーマイル島での原発事故を例にとり、苦言を呈した。

この発言に対して、
「私は広島の隣県の島根で育ちました。被爆した方々が移住、親子でガン、白血病でお亡くなりになるのを目の当たりにしてきました。島根原発建設中の第3基の建屋は海面より低く(岩盤を掘ってる)、護岸は海底に骨組みを施し、市内まで8㎞、鳥取・大田の地震など懸念することばかり」

「政治家になりませんか?応援したい政治家が居ない今、孫さんの決断力と聞く力に私はかけたい。どの人も信用出来なくなった今、私たちに必要なのは強いリーダーシップ。日本を頼めませんか?」

「未来を生きる子供達の為にも水俣病、薬害エイズ等の様に事後対応の遅延は許されませんね。」

「東電を見ていてトップの行動、振る舞い、意思決定、これが原発という、ものすごいバケモノを扱っている会社のものなのかと思いました。リーダーとは孫さんはどのように思われますか?」

「国民へのリスクマネージメントを実行するなら、孫さんの御意見は、当然の処置と思います。100km圏内の方々を、即座に避難させる時期にきていると予感がします。」

と、賛成派の意見が圧倒的な多数を占めているが、なかには「正常化の偏見」との厳しい意見もある。


いずれにしても、目に見えない放射線であるだけに、早急な対応が望まれる。

孫正義 (masason) on Twitter

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