iPadの登場以来、メーカー各社は様々な種類のタブレット端末を市場へ投入している。つい最近も、ドコモが「Optimus Pad L-06C」を発売したばかりだ。これらのタブレット端末は直感的な操作ができて便利な反面、性能的な面でパソコンに及ばない点も多く、とくにiPadではサイトのFlashコンテンツが再生されないなどの問題点が指摘されていた。そうしたタブレット端末の市場に対し、日本エイサーが新製品を投入する。

日本エイサーは、acerブランド初となるWindows OSを搭載したタブレットPCとして「ICONIA TAB W500 (アイコニア タブ W500)」 を、2011年5月下旬より発売すると発表した。4月20日より予約開始の予定。

■ビジネスには欠かせないWindows 7が使える
ビジネスシーンでの利用で欠かせないのが、Microsoft Officeとの互換性だ。「ICONIA TAB W500」はその点に着目し、OSにWindows 7を採用している。

本製品では、Microsoft Officeをインストールするだけで、Officeファイルを外出先でチェックしたり、作成したりする環境が整うわけだ。

■使いやすさと便利さをどこまでも追求
使いやすさと便利さをどこまでも追求した点も大きな魅力だ。画面は1280×800ドットの高解像度であり、見やすい10.1インチワイド液晶を採用している。Flashにも対応し、ウェブサイトをフルサイズ表示で閲覧が可能だ。ファイルなども高精細の大画面でクリアに見られる。

拡張ポートとして、USB2.0ポート×2、ワンケーブル接続のHDMIポート×1を備えているので、USBメモリーや携帯電話、プリンター、プロジェクターなど、多彩なデバイスを手軽に接続できる。

Webカメラをフロントとバックに装備している点も見逃せない。内蔵Webカメラでビデオ・カンファレンス拠点間や海外支社などと、いつでも手軽にビデオ会議を開くことができ、語学などのオンラインレッスンなどにも活用できる。また外側カメラがあるので、写っている映像を見ながら撮影することが可能だ。

■動画やゲームもスムーズ
「ICONIA TAB W500」は、2コア処理のAMD デュアルコア・プロセッサとAMD Radeon HD 6250 グラフィックスによる強力なAPU C-50を搭載している。

これらにより、HD映像のストリーミングをはじめ、動画視聴やオンラインゲーム、電子書籍まで、ストレスのない動作環境で楽しむことができる。
※APU(Accelerated Processing Unit)と は、1つもしくは2つ以上のCPUと外付けグラフィックス相当のコアが融合したAMDのプロセッサのこと。


「ICONIA TAB W500」は、OSにWindows 7を採用しており、使いやすさと便利さを追求している。普段からパソコンを使っていて、既存のタブレット端末では性能的に物足りなさを感じている人にとって魅力的な製品と言えるだろう。

「ICONIATAB-W500」製品情報

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