お米を使うホームベーカリーの中には、余ったごはんと小麦粉をまぜてパンが作れる象印「パンくらぶ BB-KT10」、米粉を利用する東芝「焼きたてパン工房 ABP-10S1」、パナソニック「ベーカリー倶楽部 SD-BMS101」などがあるが、やはり人気はパナソニックの子会社となった今でも独自ブランドの製品を展開し続けている三洋電機が開発した「GOPAN」だ。米粒からパンが作れるとのことで注文が殺到し、2010年11月11日発売にも関わらず、その直後の12月1日には注文受付を中断した製品だ。

三洋電機は、増産体制が確立できたとして2011年4月27日から「GOPAN」の注文受付を再開する。

実は「GOPAN」は、2010年11月11日に発売してから約3週間で、5万8000台を超える注文が殺到したほどの人気商品だった。この約5万8000台とは、2011年3月までの累計計画台数とのことで、どれほどの人気だったかが分かるだろう。注文再開にあたり、従来、商品カラーがプレミアムホワイトとプレミアムレッドの2色だったところ、生産効率を高めるため、プレミアムホワイトのみとしたほどだ。

「GOPAN」とは、お米からパンが作れるライスブレッドクッカーのこと。それまでの米粉を使ったホームベーカリーとは違い、米を粒の状態で水に浸けて柔らかくしてからミルにかける「米粉ペースト製法」を採用することで、お米のペーストから生地コネ、発酵、焼成工程までをこの1台で実現している。もちろん小麦を使ったパンも作れるが、お米といっしょに上新粉とドライイーストを使った小麦ゼロのパンにも対応しているのだ。

27日の注文再開直後には、予約が集中することも考えられる。その場合は品薄になるかもしれないが、三洋電機では順次生産していくとのことだ。
「GOPAN」で、東北のおいしいお米を使えば、復興支援にもつながるぞ。

三洋電機

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