2011年5月31日から6月4日までの5日間、台湾 台北市において、アジア最大級のコンピューター見本市の視察ツアー「COMPUTEX TAIPEI 2011」が開催された。

「COMPUTEX TAIPEI 2011」では、毎年、ディスプレイ、デジタル製品、PC周辺機器、アクセサリー、ソフトウェア、IT関連製品など、各メーカーの様々な新製品が出展されており、パソコンを自分で組み立てる(自作PC)ユーザーには注目のイベントとなっている。

ギガバイトのPC道場」でも紹介している大手マザーボードメーカーであるGIGABYTEでは、AMD900マザーボードをはじめ、注目のmSATA搭載マザーボード、そして未解禁のマザーボードまで展示されていたので、ここで紹介しよう。

■業界・世界初!mSATA搭載Z68マザーボードを公開
まず注目を集めていたのが、業界・世界初となるmSATAオンボードのZ68チップセット搭載マザーボードだ。

mSATAとはインテルのSLC方式SSDに対応し、インテル Smart Response Technologyの活用を容易にし、同機能の活用を推し進めることが期待される最新のインターフェースだ。

インテル Smart Response Technologyは、『赤くないけど3倍速い! 爆速化するマザーボード「GA-Z68X-UD7-B3」の実力を計る』でとりあげたように、SSDキャッシュを利用すれば、高速なSSDの長所と、安価で大容量ストレージを実現可能なハードディスク(HDD)の長所を持ち合わせたシステム構築が非常に安価に実現できる。

実売価格が6千円台の安価な1TB HDDを使用した場合でも、高価なSSDと同等の高速なデータ転送が可能だ。

mSATA搭載Z68マザーボードでは、mSATAコネクターと合わせて使用することで、さらに高パフォーマンスが期待される。

その他にも、Z68搭載製品の展示はどこよりも多く、Z68に対するGIGABYTEの本気度が伝わってきた。
業界・世界初となるmSATAオンボードのZ68チップセット搭載マザーボード

■AMDユーザーに注目度の高いAMD900シリーズを展示
発売間もないAMD900シリーズも展示されていた。

同シリーズは、「ネイティヴ8コア対応!究極の高速マザーが究極のゲーミングPCの核となる GIGABYTE AMD900マザーボード」で紹介したように、AMD 990FXおよび970チップセットを搭載したマザーボードだ。

後登場予定のAMD次世代プロセッサーに対応する「ソケットAM3+」を備えている点で、ネイティヴ8コアという、とんでもなく高速処理のゲーミングPCを作ることができる。

ゲームが好きなAMDユーザーには、見逃せないマザーボードとなりそうだ。
発売間もないGIGABYTE AMD900シリーズ

■未解禁のX79マザーボード
10月~11月に日本で解禁されると噂されているX79チップセット搭載のマザーボードも展示されていた。

フラグレシップモデルらしく、黒色のマザーボードであり、メモリスロットがCPUソケットの両端にあるのが珍しいところだ。

発表前の製品なので、詳細は不明だが、PCI Express x16 ×5スロットある点は、拡張性を重視するユーザーには有り難い配慮と言えるだろう。
未解禁のGIGABYTE「GA-X79A-UD9」

■GIGABYTEショーガール全員集合
イベントで新製品と同じくらい楽しみなのは、ブースを彩るショーガールだろう。GIGABYTEブースでは、同社のマザーボードにちなんだコスチュームのショーガールを何名か見掛けたので、ここで紹介しよう。
X58A-OC風のコスチュームを着たショーガール

G1.Assassin風のコスチュームを着たショーガール

左がG1.Assassin風、X58A-OC風のコスチュームを着たショーガール

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【GIGABYTEのPC道場】