ソニー VAIO「Zシリーズ」


先週も、最新PCが次々に登場した。中でも注目を集めたのはソニー VAIO「Zシリーズ」だろう。それは、高性能+機動性で最強のモバイルマシンとなっているからだ。
個性を主張する4色のカラーバリエーションとこだわりのデザイン、軽さ約1.165kg/薄さ約16.65mmのフルフラットボディ、軽さと強さを両立したこだわりの設計などが魅力となっている。
前モデルも薄型デザインで約1.36kgと軽量なボディでありながら、高いパフォーマンスを持っていたが、今回は正常進化をさらに超えるほどのマシンに仕上がっているのだ。

今回のITフラッシュバックでは、このVAIO「Zシリーズ」をはじめ、最新PCを順に紹介していこう。

■革新的なモバイルマシン
 ソニー VAIO「Zシリーズ」

7月30日発売予定のソニー VAIO「Zシリーズ」は、フルフラットの薄型ボディに最高のパフォーマンスを詰め込んでいる。そのボディは秀逸で、従来のZシリーズが約314×210×32.7mm/約1.37kgだったのに対して、新型は約330×210×16.65mm/約1.165kgを実現しているのだ。薄さと同時に強いボディも実現している。外装には軽量だが剛性の高いカーボン素材を、パームレストにはアルミニウムを使用し剛性を高めているだけでなく、断面を六角形状にしたHexa-shell(ヘキサシェル)構造を採用している。

もちろんボディだけでなく性能も一流だ。VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでは、圧倒的な処理性能を発揮する第2世代 Core i7-2620M(2.70GHz)、データの読み出しや書き込みがさらにアップする512GBのデュアルSSDが選べる。このデュアルSSDは「第3世代 SSD RAID」を採用しているため、安全で高速だ。

単なる薄型モバイルノートの概念を超えるようなマシンとなっているのだ。

高性能と携帯性を両立させた新モデル!VAIO「Zシリーズ」の魅力はココだ
ソニー
ソニー VAIO「Zシリーズ」


■PCを立ち上げなくてもTVが見られる
  レノボ「IdeaCentre B320」ほか

先週に引き続き、今週もレノボは意欲的なマシンを登場させた。そのひとつが「IdeaCentre B320」だ。TVチューナー搭載モデルが8月12日、非搭載モデルは発表と同時に発売されている。
TVチューナー搭載モデルでは、TVとPCはボタンひとつで切り替えられる。もちろん、デスクトップ上で小さなTV画面を表示させて、作業をしながらTVを観るなんてことも自由自在だ。TV好きにとっては最高のマシンだろう。
「IdeaCentre Bシリーズ」として、このほか、高感度の超音波表面弾性波方式のマルチタッチ・スクリーンを搭載した「IdeaCentre B520」も登場した。マルチタッチ機能を使ったペインティング、アクションなどのゲームや電子書籍が利用できることが特徴だ。8月12日発売予定となっている。
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レノボは、エントリー向けのモバイルマシンとしてウルトラポータブルPC「ThinkPad X121e」を発表した。第2世代Core i3かAMDの高性能“Fusion”APUが選べ、バッテリー駆動時間は6セルの場合、最大8.2時間を実現している。
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企業向けには「ThinkCentre M71e」「ThinkCentre Edge 71」の2台のデスクトップを発表した。大企業向け「ThinkCentre M71e」は強固なセキュリティや管理性を備え、生産性を向上するための機能を搭載しながらも、価格を抑えている。「ThinkCentre Edge 71」は、第2世代Core iを搭載したパワフルなパフォーマンスのマシンで、こちらも価格を抑えているとのことだ。
レノボ
レノボ「IdeaCentre B320」


■液晶一体型AVマシン
  東芝「dynabook Qosmio D711/WTTCB」ほか

東芝はWebオリジナルモデルとして、Core i7-2620M vProと256GB SSDを搭載した液晶一体型AVPC「dynabook Qosmio D711/WTTCB」を発表した。ディスプレイは大画面の21.5型フルHD液晶(1,920×1,080ドット)で、ワイヤレスキーボードやワイヤレスレーザーマウスを装備している。ディスプレイの明るさやスリープ状態になるまでの時間、イルミネーションLEDといっためんどうな省電力設定をしなくても、ボタンひとつで省電力に最適化されたecoモードに切り替えられる。

同じくWebオリジナルモデルとして、ブルーレイディスクを搭載したスリムコンパクトノートPC「dynabook R731/W4UC」も発表した。電力のピーク時間帯に入ると自動的にAC電源からの供給を止め、電力需要の少ない時間帯に蓄えたバッテリーを電源として動作させる「ピークシフト機能」を搭載しているため、節電対策にもなる。また、起動時のプログラム処理を最適化することで起動時間を大幅に短縮する「東芝高速スタート」も搭載しているため操作も快適だ。
東芝
東芝「dynabook Qosmio D711/WTTCB」


■低価格からハイエンドまで続々なマシンが登場
  マウスコンピューター「LUV MACHINESシリーズ」ほか

4万円台という意欲的な価格で注目を集めたのが拡張性の高いミニタワーケースを採用した「LUV MACHINESシリーズ」の新モデルだ。「AMD A8-3850 APU」「AMD A75 FCH チップセット」を搭載し4万9,980円からとなっている。AMD A8-3850 APUには、Direct X11に対応したグラフィックス「AMD Radeon HD 6550D」が内蔵されているため、ゲームのパフォーマンスも高い。
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ハイエンドなら、GeForce GTX560Mを搭載した15.6型 フルHD ゲーミングノートパソコン「NEXTGEAR-NOTE i740 シリーズ」と、同シリーズの光学ドライブをなくし、SSDとHDDを同時搭載した「NEXTGEAR-NOTE i741 シリーズ」だろう。ともに、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」として発売される。

また、Core i7-2600K、HDD+SSD搭載で9万円台というコストパフォーマンスの高いマシンを「MDV ADVANCE S シリーズ」として発売する。SSDはHDDのキャッシュとして用いることで、HDDをSSD並の速度で扱えるのだ。
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このほか、「NEXTGEAR シリーズ」「MDV ADVANCE G シリーズ」の新モデルも登場している。
マウスコンピューター
マウスコンピューター「LUV MACHINESシリーズ」


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