日本通信は2011年7月29日、スマートフォン向け音声通話サービスと、データ通信を使いたい時に、使いたいだけ、快適に使える「talking Fair」を8月2日より開始すると発表した。音声通話を基本サービスとして、データ通信は、必要な時だけ利用できる、これまでにないスマートフォン利用に最適な、高速でフレキシブルな通信サービスとなっている。SIMフリーのiPhone4等で利用できるマイクロSIMと標準SIMの2種類を用意している。

■「talking Fair」が誕生した経緯
各社のデータ通信定額料金は、実はごく一部の超ヘビーユーザにとってのみお得であり、超ヘビーユーザの利用負担を他のユーザがコスト負担し、不公平で割高な通信料を2年間支払い続ける、という構図になっている。

そうした状況を踏まえ、Fair。即ち公平な料金はどうあるべきかを追求し、応分負担の考え方を取り入れた、音声通話もできるtalking Fairが誕生した。

ユーザー一人ひとりの利用に応じて負担できる、“Fair-as-you go”というのが、日本通信からの新たな提案というわけだ。


■音声通話のみでの利用も可能
talking Fairの基本料1,290円(税込)には、1,365円分(国内通話で最大32分30秒相当)の通話料が含まれている。これを超える通話料金は 30秒21円で、携帯電話事業者各社の同様のプランにおける超過通話料金と同一だ。1年契約を前提としたサービスプランとなるが、他事業者のような自動更新(2年単位)も、解約できるのが契約満了月の翌月のみ、といったことも一切ない。

データ通信の利用には、あらかじめ9,800円で1GB分をチャージしておく。次回からのチャージは、8,350円だ。有効期間は4ヶ月なので、使いたい時に、使いたいだけ、快適に使え、必ずしも、毎月、継続的にチャージする必要はない。音声通話サービスを契約中はいつでも、好きな時にチャージできるので、ある期間を音声通話サービスのみ利用することも可能な通信サービスとなっている。

talking Fairはプロバイダ料が無料なので、1ヶ月あたり250MBを利用する平均的なユーザの場合、月額3,377円(2回目以降のチャージ)で、通話もデータ通信も利用できる計算となる。他社のスマートフォン向け料金は、2年契約の縛りがなくても7,700円前後、縛りがあっても6,800円前後なので、 talking Fairは、他社に比べて半額以下というわけだ。



日本通信は、ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルに次ぐ5番目の携帯電話事業者として、MNP(携帯電話番号ポータビリティー)にも対応している。

同社の他のtalking系音声通話サービスからtalking Fairへの移行はもちろん、電話番号はそのままで、他事業者から乗り換えもできる。もちろん、携帯キャリア間のショートメッセージサービス(SMS)にも対応している。

キャリアにこだわらないモバイルユーザーには、新しい選択肢となりそうだ。


●talking Fair
サービス名: talking Fair 1GBサービス、talking Fair microSIM 1GBサービス
初期手数料:3,150円
音声通話基本料金:1,290円
※通話料1,365円分(国内通話で最大32分30秒相当)が含まれている
超過通話料:30秒あたり21円
データ通信料:1GB/120日 初回9,800円、2回目以降 8,350円

日本通信
■寄稿:Android Station

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