株式会社東芝 PC & ネットワーク社 PC第一事業部 PCマーケティング部 部長 影山 岳志 氏


株式会社東芝は、2009年10月22日に開催されたマイクロソフト Windows 7 一般向け発売記念 記者発表会にあわせ、ザ・プリンス パークタワー東京 B2F コンベンションホールにて東芝ノートPCの新商品特別内覧会を開催した。

内覧会では、ネットブックを超えたネットノート「dynabook MX」や、ブルーレイに5倍速ダビングができるAVノート「Qosmio G60」のほか、同社の最新ソフトウェアテクノロジーを参考出展した。

■Windows 7をさらに使いやすいマシンに - 東芝 影山部長
内覧会の会場において、株式会社東芝 PC & ネットワーク社 PC第一事業部 PCマーケティング部 部長 影山 岳志 氏に、東芝が今回投入するノートPCの新製品についてお話をうかがうことができた。
株式会社東芝 PC & ネットワーク社 PC第一事業部 PCマーケティング部 部長 影山 岳志 氏

「Windows 7が発売されてPC業界は間違いなく盛り上がると思っていますが、私どもはWindows 7を搭載したモデルを今回、38機種フルラインナップチェンジいたしました。

その中でWindows 7をさらに使いやすいマシンにということで登場させていますので、我々としても年末に向けて強力にプロモーションしていきたいとおもっております。」と、今後のマーケティング戦略について語ってくれた。

■Windows 7搭載の最新ノートPCを展示
東芝は、ブルーレイディスクに世界最速で書き込みができる「Qosmio G60」など、全機種に新OS「Windows 7」を搭載したノートPC10機種38モデルを10月22日より順次発売する。
「dynabookシリーズ」には、ネットブックに比べ、バッテリ駆動時間や画面サイズ、CPU性能などが向上したネットノート「dynabook MX」を新たに商品化した。

内覧会では、「Qosmio G60」や「dynabook MX」のデモンストレーションをはじめ、同社の最新ソフトウェアテクノロジーを見ることができた。
写真やファイルが貼り付けられる「TOSHIBA Bulletin Board」

●動画変換が超高速!AVノート「Qosmio G60」
「Qosmio G60」の最大の特徴は、独自の映像専用エンジンTOSHIBA Quad Core HD Processor「SpursEngine」を搭載している。

「SpursEngine」は、ブルーレイディスクを作成する際に高速な変換処理を実現する。SpursEngine非搭載機と比べると、ブルーレイディスクへの書き込みまでの作業が約5倍も早く行うことができる。

さらに、ビデオカメラで録画した映像など、SD解像度の映像を高精細なフルHD解像度にアップコンバートし、より鮮明な映像としてブルーレイディスクに残すことができる。
AVノート「Qosmio G60」

●ネットブックよりも高性能!ネットノート「dynabook MX」
「dynabook MX」は、ネットブックに比べ、バッテリ駆動時間や画面サイズ、CPU性能、拡張性などの基本性能を向上させた「ネットノート」という新しいカテゴリの商品だ。
インターネットの閲覧やメールの送受信を中心に利用するネットブックの上位カテゴリであり、インターネットの情報を入手、加工して、ユーザーが自ら情報を書き込んだり、高品質の動画コンテンツを快適に利用することができる。

「dynabook MX」は、薄型で軽量のボディに。低消費電力のCPUの採用や2ギガバイトのメモリを搭載。約10.5時間のバッテリ駆動時間を実現した。
11.6型ワイド液晶搭載の「dynabook MX/33」は、CPUにインテル Celeron プロセッサー超低電圧版743を搭載。ボディカラーも「リュクスホワイト」「プレシャスブラック」「アイアンレッド」の3色から選ぶことができる。13.3型ワイド液晶搭載の「dynabook MX/43」は、CPUにインテル Core 2 Duo プロセッサー超低電圧版SU9400を搭載する。
ネットノート「dynabook MX」

「dynabook」製品情報
株式会社東芝

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