限られた時間でビジネス書類を作るとき、スタートメニューからアプリを起動するのももどかしい。そんなときには、素早くアプリを起動できるショートカットを利用しよう。マウスをつないでいないノートパソコンを使うときには、より便利さを実感できる。

■知っ得No.201 タスクバーに登録したアプリをショートカットキーで起動する
Windows7では、タスクバーによく使うアプリを登録できる。マウスでクリックするだけでアプリを起動できるので便利だ。しかしこれでもまだ不十分、マウスに持ち替えることなく、パッとキー操作だけで起動できないものかと思ったことがないだろうか。実はショートカットを使えばそれが可能になる。

●よく使うアプリをタスクバーに登録しておく今回紹介するショートカットキーは、“タスクバーに登録してあるアプリ”を起動する。つまりあらかじめよく使うものをタスクバーに登録しておく必要があるというわけだ。まずは自分のタスクバーを見直して、必要なものがそろっているかどうか確認しておこう(画面1)。
画面1 必要なアプリがタスクバーに登録されているかどうか確認しておこう。ない場合には、スタートメニューやデスクトップにあるアプリのアイコンを右クリックして、[タスクバーに表示する]を選んでおく。

●ショートカットキーを使ってアプリを起動する
タスクバーに登録してあるアプリを起動するショートカットキーは[Windowsロゴ]+数字キーだ。[Windowsロゴ]キーとは、キーボードの左下の方にあるWindowsのロゴマークが付いたキーのこと。これと数字キーを押すことでアプリが起動する。

使用する数字キーは、起動するアプリのアイコンが、左から何番目にあるかで決まる。つまり左から4番目にあるアイコンのアプリを起動する場合は、[Windowsロゴ]+[4]キー、左から6番目にあるアイコンのアプリなら[Windowsロゴ]+[6]キーといった具合だ(画面2)。これで指定したアプリがキー操作だけで開ける(画面3)。
画面2 アイコンが左から4番目にあるWordを起動するには、[Windows]+[4]キーを押す。

画面3 Wordがキーボード操作だけで起動した。すぐに作業にとりかかることができる。

●画面の切り替えや新規ウィンドウを開くのにも使える
実はこのショートカットキー、すでに指定したアプリが起動している場合には、そのアプリを前面に表示することができる。つまり、他のウィンドウの後ろに隠れてしまっているアプリのウィンドウを、素早く前面に切り替えられるのだ。また、[Shift]キーを一緒に使えば、すでに起動しているアプリの新しいウィンドウを開くこともできるので覚えておくといいだろう。

ショートカットキーを覚えておくと、マウスに持ち替えるなどして操作の手を止めることがないので、時間の節約になる。よく使うアプリのタスクバーアイコンの順番を覚えてどんどん活用して欲しい。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2011 livedoor. All rights reserved.


ITライフハック
ITライフハック Twitter
「知っ得!虎の巻」ブログ

【知っ得!虎の巻】をもっとみる
急な発表でも慌てない必殺技!Windows 7によるプレゼン設定術
使った道具は元あった場所に戻そう!スタートメニューのカスタマイズ
使い勝手が驚くほど改善される!IE9をより快適に使うための裏技集
無料PDF作成ソフトを活用しよう!PDFから社外秘を切り離すPC裏技