「レノボ・ジャパン タッチ&トライ イベント」


2009年10月24日~25日の秋葉原ではマイクロソフトが主催する「Windows 7博覧会(セブン博)」でお祭り騒ぎのようだったことは記憶にも新しい。実は、セブン博にあわせてThinkPadでお馴染みのレノボも、一般ユーザー向け「レノボ・ジャパン タッチ&トライ イベント」をカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて開催している。

■素晴らしさを体験して欲しい - レノボ 山田氏
イベントの会場において、レノボ・ジャパン株式会社 SMB&コンシューマー事業部 販売戦略担当 マネージャー 山田 泰志 氏にお話をうかがうことができた。

レノボ・ジャパン株式会社 SMB&コンシューマー事業部 販売戦略担当 マネージャー 山田 泰志 氏

「ちょうどマイクロソフトさんが10月22日にWindows 7のほうを発売しまして、PC業界全体が盛り上がっています。その中で(レノボは)、プライベートユースではIdea Pad、ビジネスユースではThinkPadと、この2つのブランドを持っています。

とくにコンシューマーのブランドにつきましては、この8月、9月から本格的な展開を始めましたので、ぜひ、皆さんに触っていただいて、我々のIdeaPad、そしてThinkPadの素晴らしさを体験いただければと……。

我々は非常に良い製品を提供できるということで、今回、非常に自信を持ってお届けしておりますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。」と、新製品について語った。

■プレゼンもデモも充実!Touch & Try イベント
Touch & Try イベントの会場では、Windows7に最適化されたレノボのパソコンのパフォーマンスの高さを、存分に体感することができた。

●Windows 7に最適化されたPC - レノボスタッフ
イベント会場では、レノボスタッフによる新製品のデモンストレーションが実施された。
レノボスタッフによる新製品のデモンストレーション

レノボのパソコンは、独自のテクノロジーによりWindows 7に最適化されており、より質の高いコンピューティング環境を提供できる証として、「Windows7 Lenovo Enhanced Experience」(以下、EE)の認定を受けている。

この最適化のテクノロジーにより、レノボのパソコンの起動とシャットダウンの時間は、同じ構成で最適化されていないパソコンよりも大幅にスピードアップしているというのだ。

デモンストレーションでは、パソコンの電源オフからOS起動までのビデオを見せて、「Windows7 Lenovo Enhanced Experience」に認定されたレノボのパソコンが、如何に高速に起動できるかをアピールした。

●11.6型ノートパソコン「IdeaPad U150」
OSにWindows 7を搭載し、11.6型の小型・軽量ノートパソコン。
既存のUシリーズと同様に、高解像度の16:9ワイド液晶、インテルの超低消費電力(ULV)プロセッサー、高いパフォーマンスを提供する高性能DDR3メモリーを搭載しつつ、ノートパソコンとしてはUシリーズで最小サイズを実現した。

また、厚さ約13.5mm~34.3mm重さ約1.5kgのモビリティを追求したスリムなボディを持ちながら、最大約7時間の長時間のバッテリー駆動が可能だ。
11.6型ノートパソコン「IdeaPad U150」

●「ThinkPad T400s」マルチタッチ搭載モデル
レノボ初のマルチタッチに対応した高性能ノートパソコン。キー入力が必要な操作もマルチタッチ・スクリーン上でシンプルかつ素早くおこなうことができる。
「ThinkPad T400s」マルチタッチ搭載モデル

具体的には、ドキュメントやWebページ、写真等の閲覧に必要な「つまむ」「ズーム」「タップ」「ページをめくる」などの多様な動作を、マウスを使わずに指を使って実行できるようになる。

最大同時に4本の指を使った操作が可能であるため、一人のユーザーだけでなく、他のユーザーと一緒に画面をタッチして共同で作業することも可能だ。レノボのマルチタッチ・スクリーンは高度な静電方式を採用しているため、感度が高く、指先のちょっとしたタッチにも素早く反応する。

タッチスクリーン操作を簡素化する「SimpleTap」アプリケーションをインストールしておけば、ユーザーはワイヤレス通信、ThinkLight、マイクのオン/オフ、カメラのプレビュー、ミュート機能、音量/画面の調整、スリープモードへの切り替えなど、ハードウェアのボタン上の機能をタッチスクリーンで操作・実行することができる。
「SimpleTap」アプリケーション

●NVIDIA IONを採用したネットブック「IdeaPad S12」
NVIDIAの小型で高性能なNVIDIAR IONグラフィックプロセッサを搭載した「IdeaPad S12」は、約1.4kg、22~28.9mmという薄型・軽量の携帯性に優れたボディーを持ちながら、CPUに負荷の高い高精細の動画の再生を可能とし、写真や動画の編集などもスムーズに行うことができる。

具体的には、ハイエンドのノートパソコンやデスクトップパソコンでしか体験できない高精細の画像で、写真の編集やビデオ視聴、ネットサーフィンを楽しむことができる。
NVIDIA IONを採用したネットブック「IdeaPad S12」

写真:NVIDIA IONを採用したネットブック「IdeaPad S12」

●デュアルディスプレイの「ThinkPad W700ds」
業界で初めて2つのディスプレイを搭載したモバイル・ワークステーション。多くのワークステーション・ユーザーが、通常2画面で作業しているにもかかわらず、モバイル環境では1画面のみで作業することを余議なくされていることから誕生したモデルだ。

オプションのデジタイザーは、高解像度、圧力高解像度をサポートし、メイン画面のみ、メイン/サブ両画面、いずれかの画面の指定領域における感圧も管理することができる。

さらに、デジタル・コンテンツのクリエーターにとって重要な機能である、画面上のカラーを迅速かつ自動的に調整するカラー・キャリブレータ機能と、2D/3D画像へのレンダリング機能を搭載したモデルも用意されている。
デュアルディスプレイの「ThinkPad W700ds」

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