タイ洪水は想像以上に深刻だ。各地で水が引いているとはいえ、精密機器のパーツ不足による価格高騰がいまだに続いている。パソコンを自分で組み立てている人の中には、ハードディスク(HDD)の価格高騰に驚いている人も多いだろう。

実際に、2テラバイト(TB)のHDDのなかには、洪水前に比べて2倍近い価格で売られている製品を見掛けるほどだ。

そうした状況のなかで、PCユーザーがにわかに注目を集めているのが外付けHDDだ。というのは、外付けHDDの中には、洪水被害の前に生産されたものも多く、価格が高騰の中でも同容量の内蔵HDDよりも比較的安価に入手できるのだ。

そこで、今回もパソコン向けの外付けHDDで売れ筋の製品を調べて、激安品をチェックしてみよう。

●売れ筋 TOP 5
1位:バッファロー「HD-LBF2.0TU2」 1万1,699円
2位:バッファロー「HD-LBF1.0TU2」 8,980円
3位:アイ・オー・データ機器「HDCA-U2.0K [ブラック]」 1万1,220円
4位:ロジテック「LHD-ED1500U2LW」 6,980円
5位:WESTERN DIGITAL「WD Elements デスクトップ WDBAAU0020HBK」 1万800円
※2011年12月11日、価格.com調べ。価格は最安値であり、常に変動する。

■1TBの意味は? - HDDの豆知識
HDDのディスク容量がわからない人のために、ここで簡単に説明しておこう。外付けのHDDを購入するうえで、まずチェックしたいのがディスク容量だ。

1TB(テラバイト)というのは、500GB(ギガバイト)の2倍のディスク容量がある。2TBなら500GBの4倍のメディア容量となる。最近は、これだけの大容量モデルが、1万円を切る価格で入手できる。

■売れ筋の激安HDDをチェック
1位のバッファロー「HD-LBF2.0TU2」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。タテ置き・ヨコ置き両対応で好みの置き方を選べる。東芝製ハイビジョン液晶テレビの〈レグザ〉やシャープ製液晶テレビのアクオスに対応しており、それらのテレビに接続することで、番組を録画・再生することができる。

2位のバッファロー「HD-LBF1.0TU2」は、1位のモデルの1TB版だ。ディスク容量は半分だが、そのぶん価格も安い点が魅力となのだろう。

3位のアイ・オー・データ機器「HDCA-U2.0K [ブラック]」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。縦置き・横置き両対応であり、いま話題のUSBハードディスク録画対応テレビにつないで、簡単ハイビジョン録画が可能だ。


外付けのHDDは、PCのバックアップに加え、デジタルカメラで撮ったデータも手軽に保存することができる。また最近では、薄型テレビに対応した製品も出まわってきている。実際に、売れ筋 TOP 5には、薄型テレビにも使える製品がいくつかある。

タイの洪水の影響は深刻だが、外付けのHDDであれば、内蔵HDDよりもはるかに安価に入手することができる。

これから外付けHDDを購入したいと考えている人は、お財布と相談して、パソコンと薄型テレビの両方で使える製品を検討してみては如何だろうか。

価格.com

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I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
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