ハッカー集団として知られる「Anonymous」のメンバーがクリスマス真っ只中に、stratfor.comに侵入したと発表、その後、それを否定するプレスリリースと、そのリリースを出したのは「Anonymous」ではないとするプレスリリースが公開され、真相を巡り、混乱を引き起こしている。

STRATFORは、オープンソース・インテリジェンスを収集する米民間情報機関で、同機関のホームページであるstratfor.comを通じて様々な出版物を販売している。

エフセキュアのセキュリティ研究所で主席研究員を務めるミッコ・ヒッポネンによれば、「Anonymous」はstratfor.comに保存されている加入者名簿に不正にアクセスに成功、そのリストに含まれていた暗号化されていないクレジットカード情報などの個人情報をインターネットに公開したことが確認されています。

「Anonymous」は、STRATFORのレポートを購読する人々のクレジットカード情報を2つのリストとして、最初のリストには3,956枚のカード情報を、2番目のリストには13,191枚のカード情報を公開しており、「Anonymous」のメンバーが、これらのクレジットカードを使用して各種慈善団体に大規模な寄付をする様子をスクリーンショットで公開しています。

その対象となった慈善団体は、赤十字、CARE、セーブ・ザ・チルドレンおよびAfrican Child Foundationなど世界有数の慈善団体であることがわかっています。
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ミッコは、エフセキュアのブログで、「これらの活動は一見すると、富める者から盗み、貧しい者に与えるという、ロビン・フッドの行動に似ている。

しかし残念なことに、この場合、貧しい者には一銭も渡らない。」と述べ、これらの寄付が、困っている人々には決して届かず、実際は、慈善団体に損害を与えることにしかならないことを強調しています。
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